e-Taxを始める前の<本人認証>関連の準備

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e-Taxを始める前の<本人認証>関連の準備


<パソリ>

フェリカカードのリードライトに使えるので家に一つ置いておくのは悪くない。古いバージョンが使えないのは残念だが止むを得ない。

通販で買っても数千円。使う時が限られているので、知人などから2日ほど借りるのもいいでしょう。1台買っておいてパソコンに常時接続でもいい。電子マネー類の内容を確認をパソコンからできるメリットもある。

<電子認証カード>

物理的なICカード(ICチップを組み込んだプラスティックカード)。市役所で発行してもらう。3千円程度。

電子認証カード<利用者識別番号>

電子証明カード発行時に「公的個人認証サービス」によって付与される数字16桁の番号。「電子証明カード」と「本人」と紐付けるのがこの番号。電子証明カードの背番号と思っても良い。カードを盗んだり拾ったりした人はこの番号を知らないから、本人に成りすますのを防止する。

電子認証カード<パスワード>

電子認証カード発行時に自分で設定するパスワード。「公的個人認証サービス」は、セットされた物理的な「ICカード」(暗号化された識別コード内臓)とパスワードの組み合わせに対して、利用者識別コードを発行する。多分。

今後、パソコンを操作しているのは本当に本人かどうか確認するには、「公的個人認証サービス」に照会するのだが、その時には、<電子認証カード><利用者識別番号><電子認証パスワード>の3つが必要となる。この3つとも盗んでしまえば電子的に他人に化けることが出来る。個人認証の仕組みは納税にだけ使うものではありません。

電子認証カード<暗証番号>

これは確定申告e-Taxでは使いません。

銀行カードと同じように電子認証カード用の端末利用時に求められる(筈)暗証番号です。4桁の数字。電子認証カード発行手続き時に自分で設定します。市役所の各種届け時に本人確認の養子を求められて使うのだろうと思います。

以上が1セットの準備物。



e-Tax利用パスワード<暗証番号>

次に、国税庁e-Taxサービスサーバーを利用する準備。 利用開始の登録が必要です。登録に当たって、<利用者識別番号><電子認証カード>が必要になり、パスワード<暗証番号>を自分で設定します。

<秘密の質問の答え>

パスワード紛失に備え<秘密の質問の答え>の設定も行ないます。利用者識別番号は先ほどの者と同じです。パスワードは国税庁サーバー向けのパスワードです。

e-Tax利用開始登録を行なうことで国税庁のサーバーの中に自分のためのディレクトリーが用意されます。どの範囲のデータが其処に保管されるかははっきりしませんが、少なくとも数年分のデータは保管されると思われます。しかし利用者に解放されるものはほとんど無さそうです。ITサービスのレベルとしては低レベルに見えます。確定申告関連のデータは個人のパソコンに保管する前提で設計されています。簡便な申告はクラウドで完結させるやり方もあるでしょう。

注意:

注意すべきは国税庁サーバーアクセスには、有効性が確認された<電子認証カード><利用者識別番号><暗証番号=e-Tax利用パスワードの3点ですが、この暗証番号はe-Tax利用開始登録時に設定したパスワードのことです。英数字8桁以上~50桁までのもの。決して番号ではありません。

パスワード関連の用語の使い方は全体にいい加減な印象があります。システムの担当者は今要求しているパスワードが自明と思っているようですが、これを通しで使っている利用者からすると混乱させる内容になっています。用語の不適切性をアンケートで毎年指摘していますが直す気配は全くありません。悪意の人が介在したら大きな問題になりかねません。脆弱性の改善に手を打つべきです。

 <納税用確認番号>

これは多分、国税庁内で使われている納税者番号に通じるものでしょう。 6桁前後の数字ですが、申告書の送信時に記載します。不明の時は記載しなくても特に不都合はありません。番号が分かっていれば手続きがよりスムーズに行く期待は出来ます。





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