台帳を作成する

本来は出納帳のようなものは日々記入していくんだろう。現金で動く金が少ないから、支払い方法に関わらず取引ベースで台帳を作成する。それにしても1年分をやるのは疲れる。

*第1ステップ

最初に、日付別にレシート類を貼り付ける。後で参照したときに様子が分るように一切のレシートを貼り付ける。

可能ならスキャナーで読んで日付名ファイルとする。更に可能なら検索が可能なようにOCR機能付きで読み込ませる。

銀行取引明細(銀行から送付される)、クレジット取引明細(クレジット会社から送付される)もキャプチャーする。可能な限り、電話料金などの取引明細も確保する。

月別ファイルに収容する。、

当面はハードコピー中心だが、漸次ソフトコピー(電子化)にする。PDFでいいでしょう。

*第2ステップ

取引の日付を軸に取引実績を並べていく。曜日も自動生成させること。取引先(企業名)、取引内容、費目(確定申告で計上するカテゴリー名)、取引額、費用割合(事業経費への組み込み比率)。

エクセルに打ち込む。月間の費目集計が可能なように書式を組む。

定額定期払いは少々馬鹿馬鹿しいが処理の一貫性を維持するには避けられない。

これで、月別費目別集計表が作成できる。決算書の項目はもれなく充当すること。

*第3ステップ

個別取引とリンクしない申告書記載項目のバックデータ整理。

参照データ(ハードコピー)の整理もここでやる。

*第4ステップ

シミュレーション。eTaxではWEB上で自動計算をやってくれるので必要ないと考えると大間違い。自動計算された税額の妥当性を確認するには、即ち入力のミス・抜け漏れを確認するには予め想定できていることが必要です。

株式・投資信託の運用に絡む税金

株式・投資信託の運用に絡む税金

特に売り買いしていないし配当についても金額が小さいから、確定申告の対象から外した。利益が出たときは既に10%課税が行われているので、問題はない。

只全体をあわせたときに源泉された分の還付のチャンスはあったかもしれないが、10%以上の税率になることはないから、このことで税務署から問い合わせが入る心配はない。

***

金額は僅かでも、確定申告に入れなかったのは失敗だったかな。青色申告を上手にやると回収できる可能性がありそうだから、どのように処理されるのかを見ておくべきだったか。

そう言えば。紙くずになった株券もまるまる損金になるんだろうか。その前に紙くずになったと誰が証明してくれるのかな?。

その気になるといろいろ疑問も出てくる。

生命保険料の控除

生命保険料の控除

以前は黙って10万円だったのに、最近はカテゴリー分けをして、年金保険で5万円、一般生命保険で5万円に分けている。両方のカテゴリーで保険金をかけていないと10万円の控除にはならない。実質的な増税をこっそりやっていた訳だ

分かり難い不出来のホームページ

分かり難い不出来のホームページ

平成23年分 確定申告書等作成コーナー

http://www.bing.com/search?q=etax&form=DLCDF8&pc=MDDC&src=IE-SearchBox

ここまで来てしまえば割と分りやすい。

しかし、このURLを記憶する人は殆どいないだろう。普通にeTaxで検索すると、次のページがヒットしてくる。eTax全体のホームページ。

【e‐Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)

http://www.e-tax.nta.go.jp/

このページの出来が悪い。あちこちの図形にもリンクが貼ってあり、図形は漫画チックにしているが、結局、リンク先は何なのかが分かり難い。

一番肝心な「確定申告特集」はどこからリンクするか明確でない。看板の掛け方も知らないWEBデザイナーということになる。それに加えて、特集という言い方も馴染まない。税務署のサイトに来ているのに特集と言い方はないでしょう。書籍コーナーの特集じゃないでしょう。普通に電子申告のサイトであることを明示すべき。

確定申告特集

http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/index.htm

このページがまた馬鹿げた構成。パソコンの画面をイメージした漫画にする必要など全くありません。パソコン画面に模した3つのメニューは何が違うのか、手順を示しているのか、そういった内容を明確に表現すべきだ。

女子供で使えるようにするには?爺(じじい)や婆(ばばあ)でも使えるようにするには、漫画チックがいいと考えた馬鹿がいることに驚く。概念が理解された後はシンボル化は有効だが、いきなり説明もシンボルもごっちゃにしたような構成は軽蔑に値する。

WEBデザイナーがお粗末な証拠は各ページの一貫性~統一感の欠如。分業して勝手に作っている印象だ。税金を使ってやる仕事か?

どのページにも似たようなリンクが並ぶ。内容が同じなのか別物なのか甚だ分かり難い。eTaxが始まって数年経過してそろそろ改善も進んだかと期待したが、役所仕事の改善は格好だけで中身なしなのかもしれない。

今回もアンケートをとっているが、改善に役立てるとメッセージが出たが、何をどのように改善したかの履歴は多分何も公開されていないでしょう。変えたら変えたでクレームは出てくるから誰の芽にもよくなった形を実現しないと難しい。
電子式なのに最後は紙のイメージに貼り付けるところが面白い。

途中でデータ保存が出来る。保存したデータから再開できるところも面白い。

タイムアウトの設定がないのもなかなか良く出来ている。人によっては一度もログオフしないで、スリープを繰り返すだけで処理を終了させることができる。

青色申告のメリット

青色申告のメリット

給与天引きでは何もないけど、青色申告にすると若干還付のチャンスがあると税務署の人が教えてくれた。空き家を賃貸にまわした時など。

 青色申告にメリットがあるなら、別に不動産の運用が出来なくても、少しでも格好の付いたアルバイトとかやっているなら個人事業として申請すればいいのかも知れない。

青色申告の控除は簡易式だと10万円。普通にやれば60万円前後の控除が受けられる。この差は大きいが、そもそも儲けていなければ関係ない。だからボランティアには縁のない話かも。

最後まで悩まされた固有のコード類

最後まで悩まされた固有のコード類

いきなり、正に唐突に暗証番号を入力しろと出てくる。またしても利用者識別番号を確認しろと出てくる。さらに突然パスワードを入れろとか。他に申告書の固有番号もあれば、電子証明書内の固有の番号もある。まあ、兎に角、固有のコード類がいろいろあるのです。どれが何か分らないのに、いきなり入力を求められても何を入れたらいいのか分るわけ有りません。

兎に角、初めてのeTaxやりました

兎に角。内容の正しさには確信は持てないが、漸くにしてeTax送信処理まで実施した。

ハードコピーの郵送はない。税務署まで足を運ぶ必要もない。24時間何時でも受け付けてくれる。大きなメリット 。

こういう物理的な面は非常に改善されていると思うが、従来の確定申告に比べて返って面倒に思うこともある。

住宅取得控除のページでは変な計算式が出てきて唖然とする。判っているデータだけを入力して済ませた。そういういい加減にも対応してもらえるところは上出来のシステムと言えるが、必須かどうかが一目瞭然になっていないのは駄目ですね。

パソリRC-S370/Pが届いて作業再開

パソリRC-S370/Pが届く。2年も前に発売されたものを買うのだから買った次の日には新製品が出ているかもしれないと思いつつ注文したもの。

パソコンにつなぐ、ドライバーがインストールされる。

これでだけでシステムとしてはレディ状態。

携帯(オサイフ)を載せて診断ソフトを走らせる。エラーになる。携帯を裸にして載せなおす。再度チェックすると今度はOKみたい。

eTaxサイトにアクセスして、確定申告を作成。途中で中断したものの再開のような項目を選ぶと、ファイル参照を求められる。途中で保存したxxxx.dataファイルを選ぶ。

電子証明の登録のステップが再開される。

新しいパソリに住民基本台帳カードを載せると、あっさり読み込んだ当で、パスワードを求めてくる。パスワード?全然記憶に無い。どこで設定したパスワードを入れればいいか分らない。

市役所でカードを作った時にも2つの暗証番号・パスワードを入れているので、カードの正しい所有者かどうかを調べるためのパスワードなんだろう。市役所のお姉さんに手渡された記録用紙の意味がここに来て漸く理解できる。

あの紙きれは何処に行ったかと捜索が始まる。なんとか見つかる。桁数の長い方のパスワードを入力する。OKになったみたいだ。

しかし、敵は手を緩めない。

再び、パスワードの入力を求めてくるのだ。利用者識別番号がどうたらこうたらを書いてあるが一体何のことか。ヒントは8桁以上の英数字と記載があること。

納税用確認番号は6桁数字だからそれではない。eTaxサイト利用に当たっての開始届けの暗証番号(=パスワード?)が8桁以上だから、これかなと。他には何もメモが無いから多分。で入れてみると通りました。

システムを設計したときには分けも分からず作ったのかな。用語が今一ぴったりしていない。あれやれこれやれの羅列で、目的を説明しない流れになっているから難しくなっている。ある意味では素人が作ったシステムだ。

eTaxサイト利用時のIDとパスワードの関係が依然不明なままです。


  • ④納税用確認番号:数字の6桁固定。任意の数字。何時使うのか?
  • ⑤納税者カナ氏名:半角。性と名の間は半角スペース。何時使うのか?
  • ①住民基本台帳カード用暗証番号:数字の4桁。任意の数字。
  • ②公的個人認証サービス(電子証明書)のパスワード:4桁以上16桁まで。
  • ③eTax開始届けパスワード:英数字8桁以上。
  • ⑥利用者識別番号:16桁数字かな?eTaxシステムが生成する数字。後で使うかどうかはまだ分らない。

*

個人認証用の電子証明ICカード(住民基本台帳カード:名前が長いね!)を市役所が発行する。その時に、キャッシュカードのような端末で利用するサービス(市役所の業務)では①暗証番号4桁数字を使い、インターネット経由の個人認証(電子認証)では桁数の長い②パスワードを使う。つまりこの2つが暗号化されてICカードに記録されている。

eTaxサイト利用時は、本人IDは姓名(本名?)で、パスワードは③eTax開始届けパスワードになる。④半角カナ氏名と⑤納税者確認番号も入れているが、補助的なものだろうか。これだけをキーに使ったら一意性は全然保障できない。同姓同名は五万といる。

eTaxサイト利用者と電子聡明ICカードを紐付けることで初めて、一意性を有する納税者としてのサイト利用であることが確定できる。本人とサイト利用者を結びつけて一意性を確保した識別コードが⑥利用者識別番号。16桁は100兆~1000兆に相当するが、桁位置に意味を持たせているようだし、再発行の機会が少なくないので、実際の余裕の程度は分らない。

*

また少し作業を進めると、別の理解に変わって行くかもしれない。まあ、それはそれで良しとしましょう。

平成23年分の所得税の確定申告書B

さてと。パソリが届くまでに、データを整理しておきたい。申告書の改めて眺めてみる。うんざりする。日ごろから、しっかり帳面をつけていればいいのだろうが、全く何もやっていないに等しい。初めて申告書に向かったも同じ。


<平成23年分の所得税の確定申告書B>

このデータは自分で入れていくしかない。申告はWEBソリューションを利用するがデータ自体は従来と同じだから、結局やることに変わりはない。

電子納税に踏み切った理由

何故電子認証か。

(1)所得控除が4千円受けられる。これは是金を払っていない身にはあまり関係ない。

(2)わざわざ、税務署まで行かずに済むこと。今までも郵送は可能だったから決定的ではない。それでも行かずに済むのは有り難い。兎に角。3月12日が近づけば、駐車場も混みあって嫌な思いをする。早めに行けば、そうでもないが締め切りまで追い込まれるのはありがちなこと。

去年は3月11日は書類を作っていましたね。途中でストップが掛かりましたが。

(3)24時間、いつでも受け付けてもらえること。これも分りやすいメリット。

(4)最大のメリットは書類を保管しておけば提出しなくて済むこと。ただ、場合によっては郵送することになるので、郵送するくらいなら持参した方が楽だから、身損じていたらがっかりだね。自宅保管時も、税務署からの要求があれば提示する必要があります。

(5)納税する側も紙管理から電子管理に移行できる可能性がありますね。もっとも、紙管理の方が優れているので改善でなく改悪になるかもしれない。

PaSoRi(パソリ)を注文する

*


フェリカカード(Felica Card)は普通にICカードでいいのでしょうが、パナソニックが開発した別規格のICカードもあるし、海外では更に異なる規格のカードがあるようだ。なかなか世界標準とは行かない。パナソニックのものはメモリ容量が大きくカスタマイズしやすいという話を聞いたことがある。ソリューション向きなのだろう。フェリカも拡張版が検討されていると聞いたことがあるが、既にリリースしているのか特殊用途限定なのかは不明。

日本はすっかりフェリカ一色になった。このフェリカチップをを読み取る機械がICカードリーダーあるいはICカードリーダー/ライター。パソリという名前で販売されている。最近のノートパソコンには最初からフェリカチップのリーダー/ライターを内蔵させているものも多くなってきた。

フェリカ自体はソニーの企画開発によるが、ソニー製パソコン以外にも、フェリカのリーダー/ライターが実装されるようになった。

で、家にあるパソリとかノートパソコンで簡単に読み込める筈だったが、そうは行かないのがこの世界。マーフィーが集団で借り暮らししているようだ。

先ず、この古いパソリは住民基本カードでは使えませんと来た。何年前か忘れたが、スイカが出回り始めた頃に購入したもの。キャンペーン価格だったと思うが低料金で入手できたように記憶している。スイカなんてまだ最近の事件のはずなのに。

それではということで、割と最近になって購入したパソコン内臓のパソリを使うことに。ところが全然読み込めない。口コミを探していると内臓パソリは住民基本カードには使えませんとはっきり書いてある。馬鹿野郎!最初に言えよ!と心の中で叫んだ。

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ソニーRC-S370 [非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi(パソリ)]

これを注文する。アマゾン.comでオーダーを入れたら、価格は安いし配送量はとらないし良いことづくめ。の筈がオーダー/納期を確認すると納品日が3月7日~10日だって。今日はまだ1日ですよ。1週間以上掛かることになる。全然アマゾンらしくない。確かに、最近はアマゾンの配送は遅くなった。有料配送との差別化のためだろうと思うが意味が無い。他所は無料でもっと早い。

最近はヨドバシの通販が魅力的。早いし送料無料だし物によっては価格も一番安いときがある。アマゾンより少し高くなるが今日の明日には納品とある。早速、アマゾンをキャンセルしてヨドバシでオーダーする。2~300円の差なら無視できる。1週間待つ分けには行かない。

ということだろうが、最近、アマゾンから購入するのは消耗品の在庫補充のためのオーダーが多い。1~2週間掛かっても問題にならないからだ。

電子証明書カードの入手

eTaxを始めるには、電子証明カードが必要。本人確認の手段としてICカードを使う。

会社によっては社員証にICカードを使うので馴染み深いだろうが、正式な機関が発行しているならそれをそのまま流用できるのかどうか。あれこれカードが増えるのは嫌だね。

フェリカチップは携帯の中にも入っているので携帯で済ませることが出来れば一番ありがたい。eTaxがネットワークサービスの一つでもあることを考えると、携帯で電子認証する時代は案外早いだろう。政府がIT音痴のままでは数年掛かってしまうかも知れない。

多くの場合、現時点では、電子証明は住民基本台帳にリンクする住民基本カードが利用される。住民基本カードは市役所で直ぐに発行してくれる。所要時間は30分くらい。小さい支所では無理で本庁まで出掛けた。

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はじめに

毎年、この季節は確定申告が面倒な行事の一つ。確定申告と言っても、あまり馴染みが無い。高額収入でもないし、自営業でもないし。高い買い物もないし、変わった支出もない。

税金を払うこともなければ還付も期待できない。手間なだけでメリットの殆ど無い行事。

とは言いつつも、まあ、1年のケジメの一つとして確定申告はやってきます。

今年からは、確定申告の手間を惜しむためにイータックス(eTax):電子納税に挑戦しようと考え始めた。電子納税の仕組みは以前からありましたが、そろそろ環境も整っただろうという目論みもある。トラブルの最前線に立つのは避けたかった。

暫くの間、試行錯誤の連続になるだろうから、備忘録またはノウハウシートの目的でブログに記録することにした。

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納税は国民の三大義務の一つ。教育、兵役、納税。

沢山の税金を払って自分も国家も誇らしげに微笑む姿。一所懸命に仕事をして満足できる収入を得て良い汗を流す姿。確定申告するときのメンタリティーはこうありたいものです。

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追伸:

確定申告の電子化がe-Tax導入で一歩進んだ。

会社なら帳簿だが、個人ベースなら家計簿のアプリ利用も普通になってきた。家計、家庭の資産管理も徐々にシームレスの関係になってきているので、マネーマネジメントのオール電子化が個人でも一歩進んだだろう。

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