電子マネー(電子マネーカード)とプリペイド(プリペイドカード)の違い

電子マネー(電子マネーカード)とプリペイド(プリペイドカード)の違い

商品またはサービスと交換できる「特別な形式の電子化マネー」を購入して利用するという構造は両方とも同じだが、基本的な違いはその電子化マネーを利用できる環境の広がり。

一般に、電子マネーと呼ぶべきものは、利用できる店舗の種類、数が多く、購入できる商品・サービスも多様である。

プリペイドマネーと呼ぶべきものは、利用できる店舗も購入できる商品サービスも限定されている。

電子化マネーの購入時、チャージと呼ぶことが多いが、ボーナスチャージを付けたり、利用時にポイントを付与したりして利用者の囲い込みを図っている。

顧客アプローチ上の戦略的な違いはあるが、両者の本質的な違いはなさそうだ。

それだけに、淘汰、統合化、差別化、特定化、固有化、業際化、などの動きは複雑で目まぐるしい。



単純な仕訳を考えるなら、自社運営か、他社運営か、の違いとみてもいいだろう。



電子マネーにはポイントがつきものだが、ポイントの電子マネー化が始まると、ますます複雑になる。もともとポイントは特定のサービスに限定して付与されていたが、ポイントの汎用化、普遍化が始まり実態は電子マネーに近い価値を持つようになってきている。

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