確定申告の目的


確定申告の目的

確定申告

普通にお給料貰っているだけなら申告不要。年金なら尚更申告不用。確定申告が必要な人は、

(1)申告の義務を果たすため:

  • 義務に基づいて申告する。一定規模の売上利益がある事業者及び高額給与所得者。相続・譲渡などがあった人。
  • 申告していない人は簡単にあぶりだされる。サンプリングで過去にさかのぼって実調査も行なう。脱税が判明すれば追徴金とあわせてとんでもない税金が乗ってくる。
  • 脱税は高くつくことを内外に広く知らしめるのも国税の仕事。

(2)払いすぎた税金を取り戻すため:

  • 給与所得と事業所得があって、事業の赤字を給与で補填している場合は、給与で源泉されているものから、回収できる可能性がある。
  • 株式投資・ファンド投資などで配当に掛かった税金を回収できる可能性がある。

e-Taxを始める前の<本人認証>関連の準備

http://www.city.izumo.shimane.jp/www/contents/1294991045714/

e-Taxを始める前の<本人認証>関連の準備


<パソリ>

フェリカカードのリードライトに使えるので家に一つ置いておくのは悪くない。古いバージョンが使えないのは残念だが止むを得ない。

通販で買っても数千円。使う時が限られているので、知人などから2日ほど借りるのもいいでしょう。1台買っておいてパソコンに常時接続でもいい。電子マネー類の内容を確認をパソコンからできるメリットもある。

<電子認証カード>

物理的なICカード(ICチップを組み込んだプラスティックカード)。市役所で発行してもらう。3千円程度。

電子認証カード<利用者識別番号>

電子証明カード発行時に「公的個人認証サービス」によって付与される数字16桁の番号。「電子証明カード」と「本人」と紐付けるのがこの番号。電子証明カードの背番号と思っても良い。カードを盗んだり拾ったりした人はこの番号を知らないから、本人に成りすますのを防止する。

電子認証カード<パスワード>

電子認証カード発行時に自分で設定するパスワード。「公的個人認証サービス」は、セットされた物理的な「ICカード」(暗号化された識別コード内臓)とパスワードの組み合わせに対して、利用者識別コードを発行する。多分。

今後、パソコンを操作しているのは本当に本人かどうか確認するには、「公的個人認証サービス」に照会するのだが、その時には、<電子認証カード><利用者識別番号><電子認証パスワード>の3つが必要となる。この3つとも盗んでしまえば電子的に他人に化けることが出来る。個人認証の仕組みは納税にだけ使うものではありません。

電子認証カード<暗証番号>

これは確定申告e-Taxでは使いません。

銀行カードと同じように電子認証カード用の端末利用時に求められる(筈)暗証番号です。4桁の数字。電子認証カード発行手続き時に自分で設定します。市役所の各種届け時に本人確認の養子を求められて使うのだろうと思います。

以上が1セットの準備物。



e-Tax利用パスワード<暗証番号>

次に、国税庁e-Taxサービスサーバーを利用する準備。 利用開始の登録が必要です。登録に当たって、<利用者識別番号><電子認証カード>が必要になり、パスワード<暗証番号>を自分で設定します。

<秘密の質問の答え>

パスワード紛失に備え<秘密の質問の答え>の設定も行ないます。利用者識別番号は先ほどの者と同じです。パスワードは国税庁サーバー向けのパスワードです。

e-Tax利用開始登録を行なうことで国税庁のサーバーの中に自分のためのディレクトリーが用意されます。どの範囲のデータが其処に保管されるかははっきりしませんが、少なくとも数年分のデータは保管されると思われます。しかし利用者に解放されるものはほとんど無さそうです。ITサービスのレベルとしては低レベルに見えます。確定申告関連のデータは個人のパソコンに保管する前提で設計されています。簡便な申告はクラウドで完結させるやり方もあるでしょう。

注意:

注意すべきは国税庁サーバーアクセスには、有効性が確認された<電子認証カード><利用者識別番号><暗証番号=e-Tax利用パスワードの3点ですが、この暗証番号はe-Tax利用開始登録時に設定したパスワードのことです。英数字8桁以上~50桁までのもの。決して番号ではありません。

パスワード関連の用語の使い方は全体にいい加減な印象があります。システムの担当者は今要求しているパスワードが自明と思っているようですが、これを通しで使っている利用者からすると混乱させる内容になっています。用語の不適切性をアンケートで毎年指摘していますが直す気配は全くありません。悪意の人が介在したら大きな問題になりかねません。脆弱性の改善に手を打つべきです。

 <納税用確認番号>

これは多分、国税庁内で使われている納税者番号に通じるものでしょう。 6桁前後の数字ですが、申告書の送信時に記載します。不明の時は記載しなくても特に不都合はありません。番号が分かっていれば手続きがよりスムーズに行く期待は出来ます。





青色申告の手順


青色申告の手順



http://www.e-tax.nta.go.jp/
e-Tax(確定申告) :にアクセス
個人で利用の方
確定申告を作成する
e-Taxを始めて利用する方|既にe-Taxを利用する方
( 始めて利用の場合は参考情報のページを経由)
確定申告書等作成コーナー

 作成開始(トップ画面)
 https://www.keisan.nta.go.jp/h25/ta_top.htm
 初めてe-Taxを利用し全く新規で作成する場合や過去データを利用したくない場合のみ。
 OR
今年の作業途中保存させたものを利用するとき
OR
昨年・一昨年の保存データを使うとき
この辺からブラウザのコントロールが変わる


e-Tax|書面提出|
(ここは当然e-Taxを選ぶ)
準備編
(パソコン環境確認)
基本ソフトOS
WindowsXP, MacOSもサポートされている。
ブラウザ
マイクロソフトIE, アップルSafariが標準。
独立系モジラのFireFox、グーグルのChromeは除外。
PDF閲覧
Adobe Reader X, XI
(カードリーダライタ・電子証明)
ICカードリーダライタ←ソニーのパソリをUSB接続
電子証明書(取得後3年間有効) ←これどこにあるの?
取得方法は幾つかあるが一般人は市役所に出向いて住民基本台帳カードを申請すれば、ICチップ付きのカードがもらえる。費用は3千円前後。時間はなんだかんだで1時間ぐらい。

 電子証明書の中身を確認するには個人認証サービスが提供するソフト(JPKI利用者ソフト)を利用します。ソフトをダウンロードして使うのですが、この最新版ver.2.5のダウンロードが上手くできません。このver.2.5は記載内容には正しく動作すると書いてありますが、利用を止めているとも書いてあり、混乱させる内容になっています。もっとも問題なのはダウンロードボタンがスリープしていること。利用者本位のシステム作りになっていません。最新版は諦めて文中のver.2.4リンクからダウンロードしてこれを使います。

 このボタンが寝ている

USBでパソリをパソコンに接続したら住民基本カードを載せて確認をクリックするとパスワードの入力を求められる。このPWは市役所で申請したときに記載したものです。
内容が表示されると、次に有効期限の確認を求められます。確認をクリックすると再びパスワード入力を求められ、市役所の委託先サーバーと接続され有効期限が確認されます。(?)

事前セットアップ
これまでトラブルが多かったのだろうパソコンの設定を一括して行なうユーティリティを提供するようにしたようだ。
  • 信頼サイトの設定
  • ポップアップのブロック
  • ルート証明書のインストール
  • 署名送信モジュールのインストール
  • JPKIインストール(この場合はver.2.5がインストールされる。編だね)、
《ここまでやるなら仮想環境をクラウド上に作ってはどうか》
事前セットアップを走らせた。完了した。ソフトJPKIも更新されているのに、事前セットアップ完了にならない。何が問題だったのかメッセージも出してこない。これ以上はどうしようもない。デバッグが不十分なままリリースするとこういうことになる。クリーン環境だけで話を済ませたいらしいが現実無視なんだ。
実質セットアップ終了だろうから、このまま次に進む
利用者識別番号の入力
利用者識別番号:4桁×4の計16桁の数字
暗証番号(半角英数字8桁以上50桁以内)の入力
e-Tax利用開始届出時のパスワード (自分で設定したものです)
ここがいつも混乱する。暗証番号だけど番号じゃないんだ。どうしてこんな混乱させる用語にするんだろう。この仕組みの担当はやはり「馬鹿」なんだ。日本人じゃないのかも。
暗証番号関係は他にもあるので別途纏めておくこと。

情報検索をクリック

|検索完了|
ログインパスワードが正しければ検索完了が表示される。

|OK|
利用者識別関連情報が検索され表示される。修正が必要でなければ次に進む。
  1. 納税区分:住所/事業所等
  2. 住所情報:郵便番号/住所/電話番号
  3. 氏名
  4. 屋号
  5. 性別/生年月日
  6. 職業
  7. 世帯主氏名/続柄
  • 予定納税額等:ここはよく分からない。空欄のまま触らないでおく。


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青色申告決算書を選ぶ

過去のデータの利用確認

過去データは税務署に保管されているものを利用できる訳ではない。以前(昨年等)自分で自分のパソコン上に保管したものを使う考え方だ。ダウンロードファイルを他のゴミファイルと一緒に掃除していると残っていない。データの保存は国税のクラウドにあると思ったら現時点では大間違い。
上手く見つけられてもファイルが破損していることもある。

読み込み内容の確認
氏名・住所・利用者識別番号などが表示される。 |次へ|

読み込み項目の選択
勘定科目が選択されている。他の人はもっと複雑なんだろうな。
|上記項目の読込|
提出方法の選択
e-Tax
これを選ばないと意味がない。
決算書の選択
青色申告決算書
他に白色申告、現金主義の青色申告、の2つがあるが違いは不明。
帳票選択
一般用(営業所得・雑所得)、農業所得用、不動産所得用から選択する。
今回は一般用を選ぶ

|入力終了(次へ)|
新規作成の場合は新規入力をクリック。
過去データ利用の場合は編集又は削除をクリック。
 決算書(一般用)メイン
メインなんて国税らしからぬ用語だね。
過去データ利用と言っても数値データは反映されないからメリットはさほどではない。 
ここから先は帳票だから、エクセル片手にやらないと無理っぽい。
メイン画面自体にも内訳入力の機能があるから、相互関係を組み込んでやる必要も出てくると思われる。
一旦ページを〆る



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