お金の色分け(費目の色区分)


お金の色分け(費目の色区分)

大した話ではありません。お金の使途によって色分けをしておくとパッと見て傾向が掴みやすいというだけのことだ。誰もがやっているしサービスやツールでも分かり易く工夫している。どれくらい考えてその色が選定されているかデザイナー的な深堀もあればその場の思い付きもあるだろうが、識別されていることは有り難いものだ。




区分


色分け
収入/収入/



































支出/資産/レッドベリー






























支出
自己/オレンジ






























支出
食費/













































支出
生活/






























支出
事業/






























支出
健康/マゼンタ






























支出
特別/シアン






























支出
社会/コーンフラワー






























振替
振替/グレー

























未定
未定/黒白



















カラーリングポリシー

/

赤字というくらいだから支出は赤ですか。通常の買物は全部支出ですから日常的に家計簿のどのページも真っ赤になりそうだ。健康に良くない。そんな景色はうざい。だから支出は寒いブルー系かグリーン系にしたほうがよい。収入は輸血とか暖気のイメージでレッド系にしよう。

支出項目で最大は食費。金額はまあまあでも毎日のことで件数が多い。

多い項目は薄い色を使う。これは常識。

食費以外で多いのは日用品・生活費の関係。衣服は数は多くないが消耗品の域で似ているが、節約が必要な時の切り詰め対象かもしれない。

公共サービス料金は毎月必ず発生するので件数はほどほどになる。

医療関係は発生自体が異常事態だから目立つ色濃い色を充てる。

他にもイレギュラーな支出は目立たせるべきだろう。交際費もこの範疇で良いだろう。

娯楽・教養・趣味・道楽の類は最も必要な支出。これは堂々と目立たせること。レッド系でも構わない。

交通費と自動車関係は区分が難しい。移動手段ということで括っていいが、人tによっては趣味的だ。

税金、保険、この辺は限りなく寒い。

テクニカルな項目はグレーで良いだろう。薄いグレー。

未分類などというものがあれば目立たせて早めに分類させることだ。



収入(レッド)

■■■
定期(給与・ボーナス・公的年金・個人年金)
■■■
事業(個人事業・起業・副業)
■■■
運用(資産運用・配当・譲渡・その他換金ポイントの類)
■■■
不動産(賃貸料金など)
■■■
特別(臨時収入・特別)

 支出

〇資産運用:資産維持のための支出(オレンジ)

 |■■■|賃貸用・売却用土地家屋の調達維持費
 |■■■|金融商品(株・投信など)の購入費。貯金・貯蓄。
 |■■■|貴金属、骨董、絵画等資産商品の購入費

〇成長のための支出(オレンジ)

■■■|教育、教養。
■■■|趣味、娯楽、エンタメ、贅沢、自分ご褒美、悪行(?)。
■■■|善行(ボランティア)。
〇生活維持のための支出「衣食住」 

<食>(グリーン)
■■■|食費全般、食料品・自宅食・中食
■■■|自宅・中食の嗜好品・菓子類・果物類(家で飲食するもの)
■■■|外食・ランチ・喫茶・自販機飲食(外に出て飲食したもの)
■■■|外食・夕食・食事主体
■■■|外食・夕食・アルコール主体

<住/衣>(イエロー)

 ⇒確定申告時のコスト計算対象

■■■|生活用品、日用雑貨、消耗品の類
■■■|光熱費(電気、ガス、上下水道)

■■■|通信費(固定通信費、携帯料金、NHK受信料、プロバイダ契約)

■■■|住宅費(家賃・管理費、損害保険)
■■■|健康・運動
■■■|衣服・美容・理容・ファッション

<事業>(ブルー)

 ⇒確定申告時のコスト計算対象

■■■|消耗品
■■■|設備(IT関連)
■■■|交通費・自動車関連費(燃料代、車検、自動車保険)
■■■|交際費(贈答品、ギフトカード、印刷、郵便、会席)
■■■|研修・力量関連

〇緊急避難支出(マゼンタ)

■■■|医療(医療控除対象)
⇒確定申告時の医療控除計算対象
■■■|保険(生命保険)
⇒確定申告時の保険控除計算対象

〇特別な支出: (ネイビー)

■■■|特別な支出(自動車、家電、リフォームなど計画的な大型支出。)
⇒確定申告時のコスト計算対象
■■■|特別な支出(冠婚葬祭、災害など唐突な大型支出。)
⇒確定申告時のコスト計算対象 |■■■|特別な支出(業務用、パソコン、事務機器)
⇒確定申告時のコスト計算対象

〇社会コスト(ネイビーライト)

■■■|税金、健保国保、 社会保障

〇非コスト :振替相当(ライトグレー)

■■■|現金引出・カード引落。これ自身は支出ではないがイベントとして注意すべきだ。 |■■■|資産移動

〇その他 ・未分類 (みずいろ)

■■■|その他。分類が難しいもの。あるいは分類を後回しにしたもの。一応チェックはしたことになる。必要なら新たなカテゴリー設定が必要になる。その他が多いのは好ましくない。
■■■|未分類(こんな分類はないが未処理ということで目立つ必要が有る)

VISAデビット支払い時の記帳の仕方は?


VISAデビット支払い時の記帳の仕方は?

銀行からVISAデビットで支払いができるカードが送られてきた。キャッシュカードの切り替えで送られてきたものだ。レジで買い物精算する時にこのカードを出せばキャッシュレスで支払いができる。銀行から直接引き落とされるという説明だ。カードになったATMといったところだろうか。早速使ってみた。

使えますか?使えます!。レシートを見るとクレカ払いの扱いになっている。滞留期間ゼロのクレカ払いという扱いなのかな。



さて。記帳はどうするか。

手元には1枚のレシート。支払いはクレカ払い(=VISAデビット払い)。出金口座は銀行口座かVISAデビット口座か釈然としない。

銀行の取引記帳を見てみると、VISAデビットの支出になっている。VISAデビットのタブを覗いてみると明細なし。時間差があるようだ。記号が出ていて、それをみると店舗名は推定できる。

時間を置いて(1週間ぐらいか?)再度内容を見ると今度は明確に店舗名が記載されている。この銀行の場合、このVISAデビットによる取引記録はダウンロードできない。よく見るとなぜかPDFでのダウンロードは出来る。家計簿に転記できる雰囲気ではない。

結局、クレカと同じ扱いになる。

お店での買い物はデビット払い。銀行からデビットに引落。こちらは振替処理に。

明細(レシート)が不明の場合は、銀行(VISAデビットの代行者)に請求するのかな。身に覚えのない引落があったとか言って。すると何か送ってくるのだろうか。少なくとも店舗に問い合わせが出来るだけの情報はくるだろう。

結局、結局、VISAデビットは銀行がクレカの会社の代行をやっていることになる。VISAは店舗から手数料を巻き上げて、そこから一部を銀行に、また一部を利用者へのキャッシュバック還元に使っている。クレカ利用のための端末は既に店舗に入れているので追加の投資が無くても小銭の買物の手数料まで回収できるので美味しいということなんだろう。



銀行の取引データをダウンロードして。VISAデビットへの支出が有ったら、未処理・未確認・未分類 のままにしておいて、週末か月末のレシート処理時に照合する。一致したら振替などにして二重計算の回避をしておく。引き当ての付かないものは不明出金で銀行に問い合わせる。



何が問題か?

  1. 還元率が低い。
  2. 普通にクレカで払ってもいいじゃないか。
  3. ルートが増えて複雑になって煩わしい。
  4. 利用した店舗情報が別建てになって分かり難い。銀行通帳とPDFとレシートと個別に3つも参照したくない。

止めよう!

家計簿アプリMoneyForwardのグッドポイントと課題


家計簿アプリMoneyForwardのグッドポイントと課題



マネーフォワードMoneyForward

開発元が何処か知らないが割と古くからあるソフトのようだ。マイクロソフトマネーの終了後に出てきたソフトかも。基本的には資産管理が主眼で家計管理(家計簿)は弱い。




グッドポイント

 (資産管理)
  1. 資産内容の特性別に整理されていて分かり易い。
  2. データ更新が極めてスムーズに行える。当たり前のことだが、当日の取引内容が当日中に実績リストに表示される。但し、自動更新ではないのが玉に瑕。



課題

(コスト)
  1. 月額500円が高い。もっと高額なプロフェッショナル版のようなものもあるが、そちらに誘導されそうで不安。
 (資産管理)
  1.  全体を通して整理してあるのはいいが、資産別の概要は分かり難い。
(データ更新)
  1. 使っている範囲ではよくできている印象だったが、データの更新が不定期というかよく分からない。何もしなくても新しいデータに更新されている時もあるがいつまで経っても更新されないものもある。普通ならログインしたタイミングで前回更新とのインターバルを見て自動更新するものだろうが、ここは一つ一つ更新を指示しなければいけない。

家計簿アプリMoneyLookのグッドポイントと課題



家計簿アプリMoneyLookのグッドポイントと課題



家計簿アプリMoneyLook

開発元が何処か知らないが割と古くからあるソフトのようだ。マイクロソフトマネーの終了後に出てきたソフトかも。基本的には資産管理が主眼で家計管理(家計簿)は弱い。




グッドポイント

(コスト)
  1.  無料で利用できる。有料版はないからベストサービスを提供してくれている安心感がある。

 (資産管理)




課題

(技術)
  1.  利用できるブラウザに制約がある。しかも古いブラウザ(IE)しか利用できない。新しい技術を取り込んでいない証明。

(コスト)

 (資産管理)
  1.  全体を通して整理してあるのはいいが、資産別の概要は分かり難い。


家計簿アプリZaimのグッドポイントと課題

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家計簿アプリZaimのグッドポイントと課題






グッドポイント

  1. 取引と決済資産の関係付けが簡単にできる。資産の追加も簡単にできる。家計をイメージ的にも把握しやすい。
  2. 分析タブの中で費目ごとの整理されたテーブルが提供される。何に使えるか分からないが、見た目は分かり易い。予算比でも見れるのはいい。しかし、予算が具体的に作れるのかどうか不明。⇒カテゴリー別に設定できる。(ラジオスイッチを変えたら更新させないといけなかった)
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  1. 使い続けてみるとZaimの良さがよく分かって来る。本当に家計簿がこれで出来てしまいそうだ。徹底して詳細まで分析したい人はエクセルに落として縦横斜めの分析がしたいだろうが、主婦と言えども暇な訳でないし長続きさせるならこれくらいが丁度よい。とは言え自分でカテゴリとジャンルは追加しないといけない。この辺の使い方が分かってくると出来の良さに感心させられる。
  2. 資産管理は使えないが(恐らく漸次充実させていくのだろうと予感はあるが) 、主婦の家計簿はこのZaim以外には考えられない。今のところ無料で使っているが無料でも十分なサービスレベルで満足度は高い。
 ※

課題

(操作性)
  1. 全体に使いやすいが、電子マネーとかポイントとか資産とする対象が増えた場合の操作性は悪化する。更に操作効率を上げる画面設計が必要になる。
  2. 資産に関連付けるアイコンの種類が4つしかないので対応付けが難しい。もう少し種類を増やしてほしい。スペースも空いている。
  3. アイコンのカラーリグもアナログで面倒。いまどきデザイナーでもないのにRGBコード指定の色付けって時代感覚的にずれている。プリセットされたパレットを用意すべきだ。
  4. 支出もアイコンを選ぶことが出来る。100を超える種類のアイコンシンボルは小さいのカーソルを合わせたタイミングで拡大表示させるなども識別しやすいように更なる工夫が必要。
  5. お店の登録は自由にできていいが重複登録をマージする手順が用意されていないのは問題。使いやすいZaimのUIは逆に多くの件数をまとめて処理するのは苦手だから工夫が必要。
  6. 資産追加などで出てくる「並び替えを保存」がいただけない。 できれば黙って保存してほしい。出来ないのならスクロールの手間を減らすためにもボタンの位置を増やすべきだろう。
  • 支出・収入・振替の切り替え
  1. 一旦入力した項目について支出・収入・振替の切り替えができない。入力したものを削除して改めて入力し直し。何処かが硬直している。(マネーフォワードではこの辺もよく検討している)
  2. A銀行からB銀行に移す処理は収入支出ではないから振替を当てておきたいが、無理な資産移動の費目を用意するしかない。
  3. やはりこの辺も資産管理の発想が設計全体から抜け落ちているのではないだろうか。
  • 0円、マイナス円の入力
  1. 支出収入振替の変更不可と似たようなものでは他にマイナスの金額や0円の金額を入れることが出来ない。後日の返品処理やおまけで貰った野菜など主婦としては記録を一連のものとして残したいのに困った。⇒色々見てみると品目別では値引きの項目がマイナスで入る。店舗全体でも10キーに変な癖があって苦労したが零引くいくらいくら(0-xx)とやればマイナスが入る。いきなりマイナスいくらいくらでは無視される。色々工夫すると出来なくもないが要領が掴めない。いずれにしても柔軟性のある作りが必要だ。
  • 非表示
  1. 支出項目の追加などをやるタブで項目を選んで非表示を設定すると見えなく出来る。間違った項目を作ってしまった時には非表示では無く削除にしたいが削除する方法が分からない。どうもちぐはぐだ。 
  • 検索
  1. 例えば特定の食品をどの程度購入しているか調べるために食品名とか商品名で検索しようとすると出来ない。方法が分からない。今現在実装されているのはメモ欄の記載内容に対する全文検索だけのようだ。中途半端というか有用性が低い。これではすべての内容をメモ欄に重複してでも記載しなおすことになる。馬鹿げている。
  2. 電子マネーSuicaで支払った記録(履歴)だけ検索したいができない。支払い口座でソーティング出来てもおかしくないがそれも出来ない。完全なデータを保有できるのがZaimの強みなのにそれを生かすユーティリティが現時点では極めて脆弱。もっと出来ることもっとやるべきことがたくさん残っています。
  • 日付の修正
  1. レシレコはAIを積んでいる訳ではないから余計な間違いもする。レシートの日付2017年を2011年に読み違えることは結構出てくる。ここで2つ問題がある。
  2. ①2011年を2017年に修正することができないのだ。 もちろん、カレンダーを月送りで6年分戻せばできるが70回以上のタップ操作などあり得ない話だ。パソコンに送ってブラウザの画面からなら修正自体は割と簡単にできるがその2011年に戻すのは極めてかったるい操作をやらされる。入力してすぐなら最近の入力欄から選べるが、気づいていなかった場合は悲惨で過去のゴミデータとして埋もれてしまう。
  3. ②普通に思いつくのは再度レシレコで読み取ることだが、間違えやすい文字プリントは何度読ませても間違えるという事実。読み取りロジックを複数用意して切り替えるなら違った結果も期待できるがそこまでの対応はしていないようだ。
  4. 振替に変更
  5. カテゴリー設定の店舗の中を見てみていると振替に変更という設定欄に気づいた。ここにチェックを入れるとこの店の取引は振替扱いになるのだろう。よく分からない。そのお店の全ての取引が振り替えのこともあるだろうが、個々の取引で設定したいときはどうするんだろう。 
  • 一目瞭然性
  1. 調子に乗っていろいろ登録していたら全体が見えなくなってきた。
  2. 資産残高から資産をクリックスロ単に残高を修正できるようになるだけで資産の概要・ステータス・履歴にはリンクしないので殆ど意味がない。資産残高のリストも数が増えるとカテゴリー分けでもしてくれないと分かり難い。
  3. 履歴のページは色々なデータが並ぶので漏れなく管理には良いが相関と重複について把握しにくい。費目がアイコン化されていて本来は分かり易い筈だが件数が多い場合は似たような小さなシンボルに並ぶだけでは判然としない。費目それぞれに「その他」のような同じような細目が来るのでますます混乱する。しっかり資産名とか支出カテゴリー名を表記させるべきだろう。見せ方も下手だ。計算に入れない履歴はシェードにするなど工夫が必要。
  4. 日本最大ユーザー数をアピールしている割にはあまり洗練されていない。利用者の声を聴く仕組みが機能していないかもしれない。多くの声に応えるのは簡単ではないが本気で使おうとする利用者の期待に応えているようには思えない。
(対応先)
  • 証券会社
  1. 証券会社が全く対応先になっていないのには驚く。漸く問題に気づいたのか対応候補先を入れて予約を取り始めた。しかしそのリストも貧弱。無料版は広告付きだからフィデリティ証券の広告が出まくっているのにフィデリティはリストから抜けている。何処までも馬鹿というか自分たちがやっていることが分かっていない見えていないようだ。
(履歴)
  1. 日単位、月単位の括りは理解できるが、週単位の括りは全く理解できない。1週間が7日あれば比較になるが、最初の週と最後の週は寸足らずで並べてもしようがない。隣の月度の週データをマージしてあれば並べて比較に値するがZaimの現状は月度を切っただけで週単位の管理を理解していない。馬鹿じゃないの?。
  2. データの反映が遅い。前日の取引が翌日になっても反映されない。無料版だからか?。データ更新のタイミングが分かり難い。
(資産管理)
  1. 資産の感覚のデータはトップページの現在の残高のみ。金融機関名をクリックしたら残高を手入力させるだけ。口座残高の詳細が示されるべきだが。銀行に持っているファンドは無視されているようだ。フローに強いZaimもストックは全くダメな役立たず。 
  2. 銀行残高が正しく反映されない。銀行側の問題なのかもしれないが不可解。 他では取り込めているからZaim側に何か原因がありそうだ。
(重複管理)
  1. スーパーで買い物をしてレシレコで読み取って入力完了。しかし後でクレカのデータが入ってくるとスーパーの買物が二重計上になってしまう。中身は違う。クレカ引落は単に店舗と金額だけで買い物の中身は何も入っていない。正しくクレカ会社の請求書に入り込んだ確認ということになるか。逆にレシートの無い、あるいは見覚えのない引落が入り込んでいたらクレカ会社に電話で確認ということか。
  2. ①1万円の買物(レシレコ)。②1万円の引落項目(クレカ)。③1万円の銀行引落(銀行)。計3回の支出?。 ①は内容の記録で永久保存、②はチェックしたら計算対象外にする。クレカの明細チェックと同じ感覚。③は振替処理にしておけば計算対象外になる。特に問題ないように見えるがAIアシストは課題として残るだろう。




トライアルに色々なものを登録してみたが操作性など問題課題も色々でてきそうだ。これらはZaimの問題というよりアグリサービス、ネット家計簿が抱える基本的な共通の側面だ。今の時点ではZaimはレシレコを始め手入力のセンターとして利用するのがその強みを生かす意味でも良さそうだ。

逆にネットバンキングとかクレカの登録は履歴前後関係を見るうえでは有用だが管理は無理みたい。




再掲

やはりZaimは細かい品目レベルの管理が得意だからそれを利用する。家計簿の、特に最重要な食費の管理に使うべきだろう。レシートレベルの管理はZaimの右に出るものはない。食費、生活備品/消耗品などの細かい管理は別のシートで特別な整理票を用意した方がよい。

資産管理や大枠の支出管理は別のアプリを利用した方がよい。マネーフォワードは完全性に欠陥があって抜け漏れが出るようだから下品な作りで好感は今一だがKakeibonは信頼できるので適当かも知れない。

統合とかマージとかは考えなくてよい。確定申告時に必要なものがあればその部分だけをZaimから移してやればいいだろう。



使い込むと細かいレベルで色々問題が見えて来る。恐らく開発担当者は自分では使っていないだろう。通り一遍の確認はしているが実際に家計管理・家計簿に使っているとは思えない。

カテゴリーと全体のカテゴリーの使い分けが出鱈目。全体のカテゴリーにはレシートの1項目目のカテゴリーが勝手に入ってしまう。全体のカテゴリーを修正するとレシートの各項目が全部修正されたカテゴリーに変更されてしまう。レシートには食品も生活品も並ぶからあり得ない表記になる。うっかりするとレシートの20項目が全てやり直しになりかねない。 レシートの1項目目と全体のカテゴリーが一致しないことは普通のことなのにスペック担当は何も考えていないことが分かる。

カテゴリーの並び順も作業中に勝手にリセットされてしまう。何か作業をやったら必ず並び順の保存をやらなければいけない。自動退避ぐらいやって欲しいものだ。



年単位で履歴をチェックできない:

再掲になると思うが、履歴を見るにしても直近は問題ないが数年前の記録を見るには適当なUIが存在しない。マネーフォワードはよく考えられているがザイムは全く念頭にない設計だ。サイト設計の前提が今月先月くらいしかスパンに収めていないように見える。



資産(トップページ)をクリックすると資産の内訳履歴が何も表示されず、単に金額変更だけを求めてくる。分析なんか何もできない。証券だけは新たに追加されたので内訳が表示されるようになったが履歴の側面は実装されていない。

大きな欠点はまだある。カテゴリーとサブカテゴリー(ジャンル?)を編集するときに、Aの費目からBの費目に移すような処理が出来ない。費目のマージもできない。ほとんど何も考えられれていないようなレベルに見えてしまう。

金の管理は難しいね。



どう工夫しても資産管理には使えない。

再掲になるが、個々の取引について中には後で振替処理に切り替えたいものがあってもそれもできない。基本設計が家計簿そのものだから。

証券をカバーする段階で基本設計の見直しを実施するかと期待したが既存スキームについては殆ど変更なし。依然使えないということだ。


家計簿アプリKakeibonのグッドポイントと課題


家計簿アプリKakeibonのグッドポイントと課題

家計簿アプリケーションというよりアグリゲーションサービスで有名だったように思う。金融機関とのネット連携APIは他社にも提供されていた。当初はパソコンのアプリケーションソフトとして提供されていたが、ブラウザで利用するWEBアプリケーションの形態になり名称もKakeibo(n)のものに変更した。最後のnの扱いが中途半端でネーミングセンスがよく分からない。利用者のIT環境がスマホに移行するのにつれスマホ用アプリの提供も始め、現在はブラウザ版とスマホ版の連携利用として落ち着いている。

家計簿アプリKakeibon



グッドポイント

(アグリゲーションカバレージ)
  1. アグリゲーション機能で自動収集する金融機関関連サイトのカバレージは長年の蓄積の結果だろう極めて広い。銀行、証券会社、クレジットカード会社は当然だが、電子マネー関連、マイレージやポイント関連サイトとの連携、通販(EC)サイト、公共料金サイトなど、ネット社会を改めて認識させられるくらい幅広い。
(資産管理)
  1.  カバレージが広いので必要なデータ収集が簡単にできるので資産管理がやりやすい。 
  2. 資産ごとに情報が整理されているので個々の資産概要が把握しやすい。
(有料会員コスト)
  1. 有料会員になると、データのダウンロードが出来たり保存期間の制約がなくなるが、有料会員のコストが月200円と無視でいるくらい低いレベルで設定している。
 ※

課題

(技術面)
  • タイムアウト/再ログイン
  1. 使っていると直ぐにサーバーとの連携が切れてしまい再ログイン操作が必要になるが、その時には再びワンタイムパスワードの入力とか秘密の質問に答えなければいけない。資産全体を管理しようとすると余計な手間がかかり過ぎて使い物にならない。無料版有料版に関係なく最大の欠陥。他社版ではこのようなことはない。最近のログイン条件を考慮していない古い発想のまま改善を放置している。 
  • UI
  1. 画面設計、画面操作性は現在のブラウザの技術を駆使していないため極めて古い印象。
(セキュリティ面)
  • 機密情報の扱い
  1. 銀行によっては第二暗証番号とか乱数表とか用意しているところもあるが、例えば新生銀行の場合、暗証カードの内容を全て入力してKakeibonのサーバーに保存する必要が有るがこれはセキュリティ上最悪の事態。しかも、その入力時に顧客責任と書いて済ましている。他社の場合は暗証コードを入力しなくてもデータ参照は出来ているのだからKakeibonの対応の不十分さは明らか。セキュリティ事故時の責任転嫁の姿勢も問題だ。
  2. 他社に出来てOCNに出来ない訳はない。無責任に見える。他社は時代性を踏まえ情報漏えいのリスクを考慮した取り組みを徹底しているがKakeibonでは不十分な印象が強い。
  • ワンタイムパスワード
  1. 他のアグリサービスではワンタイムパスワードによる確認は初回だけ。ところがOCNでは毎回入力が求められるので煩雑。金融機関との契約等による簡略化かもしれないが他社に出来てOCNで出来ないのは不思議。怠慢というしかない。
(アグリゲーション)
  1. 野村信託銀行を庇いしていない。最大手の野村証券を使う利用者はセットで野村信託も使うことが多いが、それが抜けているのでは 片手落ち。
(資産管理)
  • 分析サービス
  1. 金融機関のカバレージは広いのにそれを利用したポートフォリオ作成など分析サービスは殆どできていない。データを羅列しているだけ。有料版も無料版と変わらず貧弱な情報サービスのままだ。
  • データの抜け漏れ
  1. ネット連携は追加の操作が求められるために一度に全接続成功とならないことが多い。接続失敗したものはデータが保存されない仕様になっているようで、全部の接続が成功するまでデータが揃わないことになる。接続失敗したサイトだけ再接続できるようになってはいるが、少し画面を離れたり調べ物をしたりすると直ぐにタイムアウトになって最初からやり直す羽目になる。資産データをダウンロードしても常にどこかが漏れている状態になる。
  2. 取引履歴データについては一度確保したデータは保存されているようで、タイムアウトが発生しても最後に確保できたデータは確認できる。しかし、しかし、サイト特性を見て過去情報に入って履歴データとしての網羅性を確保することはない。過去データは抜け漏れになっている。
  • 振替
  1. 振替、資産移動への考慮がない。 
  • インポート/アップロード 
  1. 無料契約、、有料契約とも外部データの取り込みをサポートしていない。連携出来ないサイトもあれば過去データもあるが、いずれにしても何もサポートしていない。ここで家計簿としてあるいは資産管理として完結するとかの発想はゼロらしい。かと言ってダウンロードは有料契約限定らしいから、どこまでも中途半端なコンセプトだ。
(スマホアプリ)
  • レシート読み取り機能
  1. レシート読み取り機能は実際は使い物にならない。バグ以前の問題が多くて個々にピックアップして行ってもしようがない。バージョンアップ計画もないので当面今のまま使うというのは実際上有り得ない。
  2. 他社アプリZaimと連携していてまあまあ上出来のレシレコ機能などを利用できるからスマホアプリでは内容確認だけで十分だったが、近々Zaim連携を中止するらしいのでダメージは大きい。
(結論)
  1. 全体を見るとKakeibonの運営者(OCN)には全くやる気がなさそうだ。このKakeibonを軸に家計簿管理、資産管理などを考えては駄目。予測としては年内にサービス終了になるだろう。もしくは惰性でサービスを提供するだけのもの。やる気ゼロの運営責任意識の希薄なKakeibonを利用を継続すること自体がリスク。
  2. リニューアルが実施されるまで利用は停止した方がよいだろう。有料契約ならデータを確保したうえで解約。遅くとも前半終了の6月末が目途。

家計決算書・ブルーペーパーを作る

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家計決算書・ブルーペーパーを作る
  1. 白書(white paper)::もとは英国政府の報告書の表紙が白かったことによる。企業でも固有の表紙色で△△ブックとかやっているね。
  2. 我が家の家計決算書はブルーペーパーで良さそうだ。勿忘草色(明るいブルー)というのがあるからForget Me Not Blue Paper(備忘録と訳さないようにしよう)とやった方が洒落て息抜きになりそうだ。
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Goal of the Forget Me Not Blue Paper
  1. 家計および事業収支の実態をフロー&ストックの面から、データ(記録)整理、分析を踏まえ、改善に向けた提言(提案、アクションプラン) を行う。
  2. 年1回の確定申告のタイミングで年度報告とするが、月度の報告も行いタイムリーな管理を図る。
  • データ:
  1. 資産・資産バランス(年初、年末、年間の変動)
  2. 資産の過年度比較、増減とその理由
  3. 世間のデータとの比較
  4. 消費内容分析
  5. 投資内容分析 
  6. 主要資産リスト
  • 提言
  1. 資産バランスと改善に向けた提言
  2. 資産維持拡大に向けた提言
  3. 家計改善に向けた提言
  4. 趣味・娯楽・教養の充実に向けた提言

家計簿から確定申告のデータを半自動生成する方法を考える!



家計簿から確定申告のデータを半自動生成する方法を考える!

最近は色々便利なツールが無料で提供されている。
  • (レシレコ)
レシートをスマホで読み取ってデータにしてくれるものだ。レシレコ(レシートレコーダーの略?)というものらしい。ソフトOCRの応用が進んだ一つの例だがこれが結構便利。但しサービス提供者による技術の違いは相当ある。殆ど使い物にならないものまで。
  • (アグリゲーション)
ネット上の金融関連データを自動的にダウンロードして整理してくれるサービス。その対象はネットバンキング(銀行)からポイントまで幅広い。
  • (電子申告)
数年前から確定申告が電子申告できるようになっている。締め切り日に近づくと税務署も駐車場も行列でうんざりする。夜中にポストに投函するのも嫌なものだった。電子申告は穏当に助かる。電子申告の中の書式はハードコピーをなぞったもので分かり易いが、WEBデザイン的には残念なレベル。紙と併用する間はしようがない。

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(電子申告)
  1. 明細を所定書式のエクセルで用意しておけばそのままアップロードして使える。事業関係、医療控除関係、株式等配当など、色々あったようだ。只のサラリーマンでも副業をやっていたり家族(本人も)が大病。大怪我で長期治療の場合はきっとあれば便利。株やファンドの世界を楽しんでいる人にも有用だろう。勿論、申告書そのものをエクセルから自動生成できれば助かる。これらは「出力書式」ということになるかな。
  • 月度処理とすること。 
(電子白書)
  1. 二重帳簿ではないが本音の決済。白書。家計改善、資産バランス(ポートフォリオ)改善のための統計分析データ。これは複雑だけどアイデアの数だけ楽しめる。
  • 月度処理とすること。
(統一データ)
  1. 電子申告のベースになる統合化されたデータベース。「統合書式」だな。申告と白書に必要なデータを網羅するが、参考データはキリがないのでミニマム化する。これを眺めるだけでもある程度の様子が分かるように工夫すること。
  2. 注意すべきは元データを引用する(単に参照している)だけはセットで保存する必要が有って反って煩雑になる。実際にコピーして取り込んでしまう方が望ましい。セルの値をコピーするように一手間置くことだ。 参照をAモデル。データ固定後をBモデルとする。
  • 月度処理とすること。
(オリジナルデータ)
  1. データ統合のための元データを管理する。複数の方法で取り込むため重複があるし、保存期間切れによる抜け漏れもある。またサービス側あるいは運用サイトによって管理属性にも違いがある。だからこの段階ではマージさせないこと。 マージ(重複・抜け漏れ点検も)は統一データ作成時に行う。あまりバラバラでは統一データAモデルを作るのが大変なので、実際に参照するものは予め決めるようにしたい。
  • (1)手書き/手入力
  • (2)アグリサービスからダウンロード
  • (3)ネットから直接ダウンロード
  • (4)デバイス内データの掃き出し(フェリカなど)
  • (5)月度で送付されてくる実績データの帳票類(クレカ取引)


手順:

現場で発生するデータ(現金、クレカ、電子マネー、プリペイドマネーの全てのレシート類)の確保。
毎日スマホZaimでレシート読み取り。パソコンZaimで編集。読み取りの難しいものは手入力。
月末を過ぎたらエクセル(CSV)形式でダウンロード、「元データZ」として保管。

銀行・クレカの取引記録はKakeibonデータを月末を過ぎたらエクセル(CSV)形式でダウンロード。「元データK」として保管。

続く:::

統合フォームを作る
  • 統合フォーム必須アイテム(順序については再考)
  1. 日付
  2. 費目:::ここで確定申告対象を抽出
  3. 内容
  4. 支払先/支払い場所/ものによっては内容と一致あるいは自明。
  5. 金額/+-表記か支出収入別表記か。
  6. 決済手段(支払いに供した資産):::残高kンりの基礎。
  7. メモ:::ここで確定申告対象を抽出=キーワードを入れる
  • 統合フォーム推奨アイテム(順序については再考)
  1. 品目/費目より細かい分類/費目の説明:::ここで確定申告対象を抽出
  2. 振替/資産移動


S#統合案項目統合案説明
1日付取引日。
2費目大分類。確定申告控除・事業経費等追記。
3細目中分類。確定申告控除・事業経費等追記。
4内容品名。支払先と重複ケースあり。
5支払先社名・店舗名・部署名・個人名等
6金額/+-表記か出入別か。
7決済方法支払いに使った資産。残高管理。
8振替資産移動で読替可
9メモ特記事項。申告・白書向けキーワード。
10予備

10項目を統合のための標準項目として、申告時の各種控除対象、青色申告のための収入と経費の関係の項目を追加する。



資産一覧

毎月末日付けの資産残高を把握する。末日の取引を反映するには月初の作業としても良い。厳密である必要はないし、間が飛んでいても大きな問題ではない。

ポートフォリオ、トレンドを出して課題抽出を図る。

資産そのものは相続の事態にでもならなければB/S関連を除いて確定申告とはリンクしないが、個人白書では重要。



<お金の流れ方>

お浚いとしてお金の流れ方を見てみる。

先ず入ってくるお金:
  • 銀行を通るもの:
  1. 給与・ボーナスの労働対価:定期的に指定の銀行口座に入る。
  2. 年金など過去の労働対価(?):定期的に指定の銀行口座に入る。
  3. 事業収入:定期/非定期に指定の銀行口座に入る。
  4. 配当など投資運用収入:定期/非定期に指定の銀行口座に入る。
  5. 金融商品の売買益も基本的に銀行に入ってくる。
  • 銀行を通らないもの:
  1. 事業収入:稀に現場で現金で受け取る。 《普通は少額》
  2. 臨時収入: 稀に現場で現金、プリペイドマネー、金券などで受け取る。 《普通は少額》
  3. ポイント還元など:ボーナスチャージ、マイレージ、ポイントなど還元サービスは個々の特別な仕組みで受け取る。《普通は少額》ただし、蓄積すると大金になる。


次に出ていくお金:
  • 銀行を通るもの:
  1. 銀行で直接支払う。
  2. クレジットなど複数の取引案件をまとめて最終的に銀行で振替で支払う。
  3. 銀行から直接、またはクレジット経由で、電子マネーにチャージして支払う。《普通は少額》
  4. ATMで現金を引き出して利用する。《普通は少額》
  5. 投資・資産運用も基本的には全て銀行経由。
  • 銀行を通らないもの:
  1. ポイントをポイントのまま利用する。
  2. マイレージを利用する。
  3. ポイントを電子マネーに交換して利用する。
結局、銀行だけを見ていれば、時間差はあるがお金の動き自体は確実に押さえられる。

銀行を経由しないものは金額も小さいし、基本的に損失ではないもの(所詮おまけ?)なので資産設計の要素として管理から漏れても問題になることはない筈だ。




⇒マネーフォワードの使い方:
  1. 主要な銀行だけを登録してそこの流れを見ていればフロー管理は十分。
  2. 家計簿の使い方は辞めた方が良いだろう。機能的にも無理。 店舗名か品目名か二者択一の家計簿など世の中に存在しない。
  3. 証券会社は入れても入れなくても良いがリスク管理の観点では主要なものは入れてポートフォリオをより正確なものにしておくのは良いかも知れない。
  4. 電子マーやポイントなどは登録不要。面倒なだけ。 資産管理とは無関係。
  5. ダウンロードできないので資産状況を眺めてチェック?。
  6. フローを見るなら銀行だけで十分。ストックも見るなら証券も入れて置きたい。無料枠は確か10件。其れで収まる範囲ということだろう。
 ※

⇒ザイムZaimの使い方:
  1. マネーフォワードと逆の利用が正しいだろう。
  2. 銀行、証券、は登録不要。現在の作りは資産管理が弱い。マネーフォワードに比べて遥かに見劣りする。登録しても使いようがない。其れなりに改善されたら資産管理もZaimでやってみたい。
  3. クレカは判断が難しい。レシレコとのダブりが出るので面倒。
  4. ところが、無料のZaimはサイト連携データはダウンロードできないので自動的に仕訳できてしまう。かな?
  5. 素質的にはZaimは期待できるがその成長のスピードが懸念。将来的なフル活用を視野に登録できるものは出来るだけ多く登録しておいてよい。
 ⇒家計簿Kakeibonの使い方:
  1. 操作性が悪いがカバレージが広いので、フロー&ストックのデータ取込とダウンロードに使える。
  2. 問題は多発するネット集計中のセッションミスで確実にデータが取れないこと。本当に下手な作りをしている。詐欺レベル?。馬鹿げた話だが、登録サイトを絞る必要が有りそうだがそうも行かない。
  3. 使い方は出来るだけ使わないこと。頻繁に使える操作性もないし余計なノイズも迷惑だ。月初または月末に1回、安全を取って月中に1回。毎着く少なくとも1回はダウンロードしておくこと。
  4. 日常管理には全く使えない。出来るだけ早い機会にZaimに移行させたいがZaimの今のカバレージでは使い物にならない。お祈りするかプッシュするか。
⇒マネールックの使い方:
  1. ここも古い代表。家計簿Kakeibon以上のカバレージがあるので補完的に利用する。無料としての制約がないので本来ならベストアグリサービス何だけど長期間改修を放置しているのでどうにもならないレベルに来ている。


結局、

(確定申告)

確定申告に使えるデータは基本的にフローデータになりますから、家計簿Kakeibon(銀行とクレカの情報)とZaim(レシート情報)のダウンロードデータが頼りになる。 通販も領収などを入れてもらってZaimに読む込んだ方が良さそうだ。

(資産管理)

銀行、証券の資産データをダウンロード。電子マネーは無視できるレベルだから外したほうがよい。 これは現時点では家計簿Kakeibonの資産データのダウンロードを使うのが妥当だろう。

(アグリサービス)

もっとも期待すべきことはZaimの成長。1つは、マネーフォワードのサイトを研究して資産管理機能を充実させること。2つは、規模の拡大に備えたUIを設計すること。多くのものがネットサービス化される現在では、一人で100箇所のサイトにログインすることは荒唐無稽な話ではない。10の銀行、10の証券会社、10のクレジット、10の電子マネー、10のプリペイドカード、10の公共料金、10のECサイト、10のマイレージ、10のポイントサイト、10の・・・?。自分の分と、配偶者の分、親の分、子供の分、自分個人の分と業務用のものと。そのような人の画面はどれくらいビジーになっているか想像してみると現在のUIでは追い付かないことは直ぐに検証できるはずだ。



話はそれるが、家計簿で、株とかファンドとか買った時はどういう費目をあてるんだろう?

株式購入費の費目:何処にも書いてないということは雑費ということか。雑費で取得した株式などは資産(有価証券)ということになる。



(家計簿アプリ)返品時の赤黒処理

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(家計簿アプリ)返品時の赤黒処理

買物をすると商品の品質トラブルやレジのミスや値札管理のミスなどで、実際に現物を返品してレジの打ち直しをすることや、返品しなくてもレジの打ち直しで赤黒処理を行うことがある。

家計簿アプリではどうなるか?

100円の商品の赤を切るには、同じ品目でマイナス100円の買物をして、次に同じ商品ならプラス100円の買物。別のものを買えば例えば200円の支出を入れる。何かの事情でおまけしてくれていれば例えば50円の支出を入れる。

単純なことだけど、このマイナス100円の処理が案外できない。有名どころのZaimもMoneyForwardも支出は必ずプラスの値。マイナスの買物は出来なくなっている。無理やり赤黒にするには収入として収入100円を手作業で入れることになる。赤黒処理のレシートを読み込んでも上手く処理できない。

収入でもないものが収入として統計(合計)に反映されてしまう。馬鹿げたことだ。

不思議とKakeibonは何なく処理できる。面白いものだ。

一見して使いやすそうで見た目のもいいZaimとNoneyForwardは実務的には取りこぼしが多い印象だ。メイントラックだけを走っている分には不自由はないが金の世界は横道も脇道も少なくない。



クラウド会計ソフトサービスfreeeというものがあるようだ。 無料版があるのかどうかは分からない。無料お試し版はあるようだ。確定申告にも使えるというか、それが目的みたいなソフト。家計簿とは違う。アグリゲーションサービスにも対応しているように記載がある。個人事業者が利用するんだろうが月1000円は高い。正規の無料版があればいいがビジネスモデルが違うのだろう。

マネー管理にGoogleカレンダーを使う?「マネーGoogleカレンダー」


マネー管理にGoogleカレンダーを使う?マネーGoogleカレンダー


まだイメージは沸かないが単純な発想としては、銀行引落の予定を入れて事前に残高を確保しておく。十分な量のプールがあれば気にもかけないが、残高ミニマムのすれすれ運用では引落不可にならないように慎重な管理が必要。
  • +
<定期引落~残高管理>

これは重要。支払いが面倒になるしものによってはブラックリストに入るので後で何か金融サービスを利用するときに障害になる可能性もある。

事例:

公共料金
  1. 電気⇒クレカ
  2. ガス⇒クレカ
  3. 水道⇒銀行(ほぼ毎月)
  4. 通信⇒クレカ
税金(クレカ払いは手数料が必要)
  1. 健康保険⇒銀行(ほぼ毎月)
  2. 都市計画税⇒銀行(不定期:5,6回
  3. 市民税⇒銀行(ほぼ毎月)
  4. 自動車税⇒銀行(年1回)
 ローン契約引落
  1. 住宅ローン
  2. 自動車ローン
  3. 大型家電の割賦
  4. 通信契約の縛り
  5. スマホ契約の縛り
クレカ
  1. 生活用クレカ⇒銀行(毎月)
  2. 定期払い用クレカ⇒銀行(毎月)
  • -
 <資金移動>
定期、不定期の資金移動。自動引き落としになっていない支払い。 残高管理上も重要。
事例:
  1. 事業関連支払い(定期、不定期)
  2. 家賃・管理費の払い込み
  3. 投資引落・積み立て貯金
  4. 家族送金 
  • -
<ポイント・プリペイド~期限管理>


ポイントには多くの場合は利用期間に期限が設けられている。貯めるのは時間も手間も掛かるが失効はあっという間だ。
細かいポイントは失効しても構わないが、クレカなどで比較的集めやすいメジャーなポイントは確実に換金しておきたい。

プリペイドマネーの利用期限も同様に注意が必要。

定期的に(多くの場合は年1回)期限が設定されているものはカレンダー管理。

利用実績で期限が変動するものは、月1回~年1回のインターバルでチャック&ゴーするしかないだろう。 

忘れていけないのは、スマホや光回線などの2年縛り等の契約更新期間の管理。

事例:
  1. スマホ2年縛り更新/切り替え時期
  2. ときめきポイント失効時期
  3. Suicaポイント失効時期
  4. 株主優待券(ANA等)売却時期
  5. 金券類有効期限 
  6. SBI証券ポイントの有効期限 
  7. その他、無料期間付きサービスの期限
  • -
<お得情報>

割安で買える日、ボーナスチャージが付く日、所謂、お得情報を入れて置く。これに引っ張られては本末転倒だが、メモとしておくことは有用だろう。

事例 :
  1. イトーヨーカドー:8日18日28日(5%引き)。
  2. イオン:お客様感謝デー20日30日(5%引き)。 GG感謝デー15日(5%引き)
  3. 西友:5日15日25日(5%引き但し特定クレカ払い)
  4. サブウエイ:5日、15日、25日(ポイント5倍)
  5. コープ(スーパー):子育て応援10日20日30日(5%引き)シニアデー5日15日25日(5%引き)
  • -
 <入金管理>

定期不定期の入金予定を入れて置く。残高管理との関連では重要。

事例:
  1. 給与、ボーナス、年金
  2. 配当
  3. 事業収入(定期、不定期) 
  4. 臨時収入
  • -

<マネーイベント>

重要な又は面白そうなマネー関連イベント。

事例:
  1. 確定申告
  2. 月度決算/月度レビュー
  3. 銀行/証券会社のセミナー/イベント

いやはや。お金に関わる事柄のなんと多いことか。 

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