解約を決めたkakeibon!解約までにやること?


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解約を決めたkakeibon!解約までにやること?

家計簿アプリkakeibonが使えない最大の理由はセッション管理が全くできていないこと。セキュリティを理由(言い訳)にしているのだろうが、数社サイトのアグリゲーションでも頻繁なタイムアウトと セッションリスタートは負担になる。サイト数が増えると、家計管理中に何度もやり直しになるのは作業効率を大幅に落とす。耐え難い。やる気がないのかOCNには何度クレームしても一向に改善されない。




毎月、今月でやめようと思うのだが、ずるずると来てしまった。

成長を止めたサービス、改善を諦めたプログラム、無反省な開発技術者、悪徳のネットワーク事業体では付き合うにも限界がある。



やっておくこと:
  1. 今年の分のデータを保存。(ちなみに去年の分は保存済みの筈)
  2. クレカ情報のダウンロード。別アプリにアップロードするため。意味ないかな。
  3. マネーフォワードのダウンロードが使い物になるかどうかチェック。

アグリゲーションサービスを利用する

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アグリゲーション
Aggregation
(電子記録)
現金取引・アグリ非対応
(手書記録)
M*3DB
My Money Management Database
(エクセル/スプレッドシート)
月度決算書
月度M*3白書
年度決算書
年度M*3白書
(毎年1月)
e-Tax確定申告
(毎年2月)
納税/還付
(毎年3月)



<取引記録の確保>

確定申告をやるには基礎データとしての取引の記録の確保が基本の基本。

<手書き記録の限界>

取引では領収書、レシート、契約書など様々な徴憑が発行されますから、これを入力して台帳にすることが出来ます。家計的には家計簿。但し、自動引き落としの場合は特別に徴憑が発行されませんから、通帳記帳などして確認して記録を作ります。

<電子記録の利用>

しかし、多くの記録は電子的に記録されているのでネットサービスを利用して取り出すことが出来ます。手書きの手間が節約できるのですが、それぞれのネットサービスに個別にログインするのもやはり面倒です。

<電子記録の一括収集>

そこで登場したのが一度のサインオン(ログイン)で関係先ネットサービスに一斉にアクセスできるアグリゲーションサービスです。

アグリゲーションサービスを利用すれば、手書きの記録は、現金の支払いの場合だけで済ませることが出来ます。



アグリゲーションサービスの選択

しっかり調べた訳ではありませんが、いくつかの企業がアグリゲーションサービスを提供しています。それぞれ利用性の観点、セキュリティの観点などから工夫をしていますが、最も基本的なポイントは自分が利用する金融サービスへ対応しているかどうかです。
  • 目的の金融機関に対応しているか?
良く利用する地元の銀行が当該アグリゲーションサービスの対象~適用範囲に入っていなければ何の意味もありません。
  • セキュリティは信頼に耐えるか?
セキュリティの詳細は確認しようがないからブランドと実績で見るしかない。派手な宣伝は見ないで、長年の実績と関連企業がしっかりしたところかどうか見る。ベンチャー系の方が見た目、使い勝手、など工夫されているが、企業としての社会的責任に対する意識には懸念が残る。
  • サービス利用料金のレベル?
手段が目的化しては意味がないので法人用でもなければ費用が掛からないことが一番。無料サービスが成立していることが重要。有料なら、月100円~300円程度で収まるのが望ましい。
  • デジタルデータCSV取り出しは可能か?
データの取り出しが出来なければ全く意味がない。PC版/WEB版のサービスは必須。データCSV形式が無理な時でもカット&ペーストで最低限の取り出しは可能だろう。

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現在の有望なアグリゲーションサービスの利用性検討
  • マネールック
  • Kakeibon
  • マネーフォワード

もっとも利用頻度の多い重要なエリア「銀行・証券・クレカ」については3者に違いはない。ポイント対応・通販(EC)領域については変化が多いので対応が遅れているため違いが出ているが、家計管理上は重要でないので軽視していい。

重要な違いの1つはUI(操作性/ユーザビリティ)にある。古い設計を引きずっているところのUIは好ましくない。

重要な違いのもう1つは信頼性。サービスアビリティ(稼働率のようなもの)にある。各社のWEBサイトは日々改善を続けているためインタフェース仕様の見直して適宜発生するが、これに対する追従のスピードが問題。やはり、古い設計のサービスは変化に弱い。

その視点ではマネーフォワードが最有力だが、年額7千円を超える有料サービスは暴利というしかない。

マネールックMoneyLook
  1. 今や老舗に近い。モーニングスターの子会社(イーアドバイザー)に移管されているがもともとヤフー系やSBI系で利用されてきているので信頼も十分だろう。先日のニュースでは再びSBI証券関係の会社に経営が変わるように報じられていた。
  2. 確か無料で利用できるはず。広告は表示されるかもしれない。マネールックの有料版は存在しないようだがこれは素晴らしいことだ。
  3. 課題は画面設計・UI周辺の改善だろう。この手の課題はここで終わりということはないので継続的な開発投資の必要性を理解しなければいけなくぃということだろう。
  1. ログイン情報管理マネージャー  :動作環境がIEとFirefoxだけとあるのは特別不自由と言う訳ではないが対応の遅さを感じさせる。 ところが、ログイン情報管理マネージャーをインストールしてもインストールされていないというエラーが出る。FirefoxとIEではエラー表示内容は異なるがどちらも情報管理マネージャーの認識問題でアウト。別のパソコンで試しても結果は同じ。MoneyLook3移行時のトラブルを今なお抱えているようだ。5年の前の話ではなかったか。開発エンジニアがユーザー環境を殆ど理解していないのだろうか、改善・保守の取り組みが中途半端だ。現在のところ全く使い物にならない。比較以前だ。 
  2. 新たにアカウントを作り直すと正常に動作する。セキュリティの確保のためにクラウドベースとローカルパソコンベースを使い分けているが、ローカルの部分は保守性を維持できていないようだ。クラウドベースでも高い信頼性・セキュリティを確保できる方策を実現すべきだ。暗号化と分散化は必須としても、2デバイス認証・2段階認証も必須だろう。ローカルにログインデータを置くことが本当に安全かどうかも再検証すべきだ。
  3. 取得済みデータの閲覧を可能とするレベル、新たに金融機関にアクセスしてデータを取り込むレベル。但し、決済指図を可能とするレベルはサービスから除外すべきだろう。
  • 久々にマネールックを使ってみた。新しいアカウントで改めていくつか登録しなおしてみたのだが、ほとんど何の改善も行われていなかったことが分かっただけだ。運営をSBIに戻すのもいいが中身の改善が無ければ只のお荷物のたらい回しに終わるだろう。結論はこれでは使えないというものだ。部分的に利用してみようと思ったが、CSVデータダウンロードさえ不十分なものだ。昔はもっと使いやすかったと記憶しているが初期バージョンから改悪を続けている印象さえある。これでは直接目的のサイトにログインしてデータを引っ張る方が良さそうだ。
マネーフォワードMoneyforward
  1. 新興根ベンチャーなのかな。
  2. 設計が新しく対応力が高そうに見える。
  3. 無料サービスでは、10件しか登録できないしCSVの提供もないし一括更新もない。他の2つのアグリサービスの補完的に利用するのが正しい使い方だろうが極めて限定的。
  4. 有料版は制約がないが年6千円は論外。上限3千円前後で長前るべきだ。 
  5. レシート撮影機能(OCR)は優秀。Zaimより性能がいい。しかし、店舗か品目か2者択一での取り込みに見えるのは残念というか最低。両方カバーしていないと無理だ。
  • 結論としてはMFは中途半端過ぎて全く使い物にならない。だからMFでしか容易にチェックできないマネーサイトがあれば限定的にウォッチ(チェック)目的で利用することになるかな。
Kakeibon
  1. 老舗の一つかな。
  2. 他社にサービスを提供していたはずだ。
  3. 対応力が低い。金融債との変化に追従するのに時間が掛かる印象。
  4. 有料でも料金が安いから加入しても問題はなさそうだ。安い分、魅力度は低いが止むを得ない。
  5. アプリのOCR性能は最低。勝手にご入力しておいて削除もできない。ゼロ円のアイテムを禁止しているからデッドロックに入ってしまう。恐らくOCNの誰一人使っていないのだろうがこのような馬鹿プロダクトを周知に晒すことを恥ずかしいとも思わない開発担当サービス担当では先々思いやられる。マイクロソフトが世界を取ったのはバージョンアップで確実にユーザーを救っていったからだがOCNは全く逆だ。 修正入力?の扱いもクレージーとしか言いようがない。
  6. Zaimという家計簿アプリと中途半端に連携する。
Zaim
  1. Kakeibonアプリのレシート読み取り機能は勝手にご入力しておいて削除もできない馬鹿仕様だからどうにも使えないが、Zaimは比較的上出来。しかしたった100件(長いレシートだと数枚分)しか連携入力できないからこれも使い物にならない。Zaimのダウンロード機能が使えればこの問題は回避できる可能性はある。 Zaimはベンチャー系企業だけにネットサービスとしても工夫が幾つも見られるが最大のポイントはデータアップロードのサポート。アップロードをサポートすればやがてアグリ業界の覇者になれる。トップ自身が開発者でユーザーの抱える問題に直接取り組んでいるが良い。企業基盤は脆弱とは言え正しいビジネスを続ける限りは破綻はないだろう。KakeibonよりZaimの方が伸びしろがありそうだ。資産管理機能の充実が課題か。金融機関登録の手間を考えると無料トライアル30日は短過ぎる。むしろ1年間無料トライアルにした方が確実にプレミアム会員を獲得できるのにビジネスセンスは世間並みだな。残念。確定申告で使えるか(現状より改善できるか)どうか判断するには30日では無理でしょう。
  2. ブレークスルーとしてはKakeibonとZaimの合体だが開発マネジメントを間違えると無駄に終わりそう。
  1. 馬鹿な会社だ。カンパニーのURL(https://zaim.co.jp/)で訪問するとログインページ(https://zaim.net/home)にリンクしていない。 探せば見つかるかも知れないが簡単ではない。センスがちぐはぐなのだ。経営者と現場に乖離が出来ているのか、価値観の共有化作業が不十分なのか。組織成長が上手く行っていない可能性がある。
  2. Zaimのサイトの中身も今一だな。収支記録のカレンダー表示が見つからないと思ったら履歴タブのなかの月度を選択して漸く表示させることが出来た。履歴には違いないがこの感覚が馬鹿。入手っ気の記録は全て履歴に違いないけど用語が不適切だ。

どれも今一。自前のエクセルまたはスプレッドシートに落とし込む前提を置くしかない。資産管理はKakeibon(有料版)を軸に一括チェックする。Kakeibonがカバーしていない又は接続性の悪い金融サイトについてはMoneyLookを使うのが良い。CSVに落とせるからだ。レシート入力はZaimが適当。OCRの信頼性は低いが修正入力で対応できる。MoneyForwardは結局使い道がないから、テスト利用の範疇でウォッチするしかないだろう。



店舗店頭取引=レシート入力=カメラ入力+手入力
<Zaim>
金融機関取引=ネット入力=アグリゲーションKK
<Kakeibon>
金融機関取引=ネット入力=アグリゲーションML
<MoneyLook>

 エクセル
(各CSVオリジナル)

 エクセル
(統合)
重複回避:データ最終化

スプレッドシート
(クラウド)
My Money Management
White Book
月度決算書
My Money Management
White Book
年度決算書
年度M*3白書
(毎年1月)
e-Tax確定申告
(毎年2月)
納税/還付
(毎年3月)



家計簿アプリ"Zaim"の思わぬ弱点?欠陥?

家計簿アプリZaimは極めて優秀で将来性を感じるが思わぬスペック不良に気づいた。レシート読み取りは優秀で品目ごとの記録が容易にできる。これを分析すれば家計、特に食費関係、食料品関係の内容分析が簡単に出来る筈だが、 サブカテゴリーの設定を見て驚いた。食料品、朝食、昼食、夕食、・・こんな区切りでいったいどうするんだろう。外食中心の若者の頭の中を書き出しただけで分析に使えない。こんな内容ではレシートを細かく読み取る意味がない。馬鹿じゃないの?。自分で設定できるから勝手にやれというのだろうか。食品分類の基本形ぐらいぐらいはプリセットすべきじゃないか。何年もやっていて今さらこんなレベルでは驚くしかない。食費の内訳は健康管理とも関連があって全ての主婦にとって重要な要素なのにこれでは何も把握できない。呆れた。食費以外のカテゴリーは見ていないがこんな感覚では先が思いやられる。食費の中身が食料品の一括りでは主婦/主夫の家計簿にはできない。基本設計がいいのに利用技術が馬鹿なんだ。本物の主婦の知恵を借りろ!と言いたいね。

家計簿から確定申告のデータを半自動生成する方法を考える!





最近は色々便利なツールが無料で提供されている。
  • (レシレコ)
レシートをスマホで読み取ってデータにしてくれるものだ。レシレコ(レシートレコーダーの略?)というものらしい。ソフトOCRの応用が進んだ一つの例だがこれが結構便利。但しサービス提供者による技術の違いは相当ある。殆ど使い物にならないものまで。
  • (アグリゲーション)
ネット上の金融関連データを自動的にダウンロードして整理してくれるサービス。その対象はネットバンキング(銀行)からポイントまで幅広い。
  • (電子申告)
数年前から確定申告が電子申告できるようになっている。締め切り日に近づくと税務署も駐車場も行列でうんざりする。夜中にポストに投函するのも嫌なものだった。電子申告は穏当に助かる。電子申告の中の書式はハードコピーをなぞったもので分かり易いが、WEBデザイン的には残念なレベル。紙と併用する間はしようがない。

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(電子申告)
  1. 明細を所定書式のエクセルで用意しておけばそのままアップロードして使える。事業関係、医療控除関係、株式等配当など、色々あったようだ。只のサラリーマンでも副業をやっていたり家族(本人も)が大病。大怪我で長期治療の場合はきっとあれば便利。株やファンドの世界を楽しんでいる人にも有用だろう。勿論、申告書そのものをエクセルから自動生成できれば助かる。これらは「出力書式」ということになるかな。
  • 月度処理とすること。 
(電子白書)
  1. 二重帳簿ではないが本音の決済。白書。家計改善、資産バランス(ポートフォリオ)改善のための統計分析データ。これは複雑だけどアイデアの数だけ楽しめる。
  • 月度処理とすること。
(統一データ)
  1. 電子申告のベースになる統合化されたデータベース。「統合書式」だな。申告と白書に必要なデータを網羅するが、参考データはキリがないのでミニマム化する。これを眺めるだけでもある程度の様子が分かるように工夫すること。
  2. 注意すべきは元データを引用する(単に参照している)だけはセットで保存する必要が有って反って煩雑になる。実際にコピーして取り込んでしまう方が望ましい。セルの値をコピーするように一手間置くことだ。 参照をAモデル。データ固定後をBモデルとする。
  • 月度処理とすること。
(オリジナルデータ)
  1. データ統合のための元データを管理する。複数の方法で取り込むため重複があるし、保存期間切れによる抜け漏れもある。またサービス側あるいは運用サイトによって管理属性にも違いがある。だからこの段階ではマージさせないこと。 マージ(重複・抜け漏れ点検も)は統一データ作成時に行う。あまりバラバラでは統一データAモデルを作るのが大変なので、実際に参照するものは予め決めるようにしたい。
  • (1)手書き/手入力
  • (2)アグリサービスからダウンロード
  • (3)ネットから直接ダウンロード
  • (4)デバイス内データの掃き出し(フェリカなど)
  • (5)月度で送付されてくる実績データの帳票類(クレカ取引)


手順:

現場で発生するデータ(現金、クレカ、電子マネー、プリペイドマネーの全てのレシート類)の確保。
毎日スマホZaimでレシート読み取り。パソコンZaimで編集。読み取りの難しいものは手入力。
月末を過ぎたらエクセル(CSV)形式でダウンロード、「元データZ」として保管。

銀行・クレカの取引記録はKakeibonデータを月末を過ぎたらエクセル(CSV)形式でダウンロード。「元データK」として保管。

続く:::

統合フォームを作る
  • 統合フォーム必須アイテム(順序については再考)
  1. 日付
  2. 費目:::ここで確定申告対象を抽出
  3. 内容
  4. 支払先/支払い場所/ものによっては内容と一致あるいは自明。
  5. 金額/+-表記か支出収入別表記か。
  6. 決済手段(支払いに供した資産):::残高kンりの基礎。
  7. メモ:::ここで確定申告対象を抽出=キーワードを入れる
  • 統合フォーム推奨アイテム(順序については再考)
  1. 品目/費目より細かい分類/費目の説明:::ここで確定申告対象を抽出
  2. 振替/資産移動


S#統合案項目統合案説明
1日付取引日。
2費目大分類。確定申告控除・事業経費等追記。
3細目中分類。確定申告控除・事業経費等追記。
4内容品名。支払先と重複ケースあり。
5支払先社名・店舗名・部署名・個人名等
6金額/+-表記か出入別か。
7決済方法支払いに使った資産。残高管理。
8振替資産移動で読替可
9メモ特記事項。申告・白書向けキーワード。
10予備

10項目を統合のための標準項目として、申告時の各種控除対象、青色申告のための収入と経費の関係の項目を追加する。



資産一覧

毎月末日付けの資産残高を把握する。末日の取引を反映するには月初の作業としても良い。厳密である必要はないし、間が飛んでいても大きな問題ではない。

ポートフォリオ、トレンドを出して課題抽出を図る。

資産そのものは相続の事態にでもならなければB/S関連を除いて確定申告とはリンクしないが、個人白書では重要。



<お金の流れ方>

お浚いとしてお金の流れ方を見てみる。

先ず入ってくるお金:
  • 銀行を通るもの:
  1. 給与・ボーナスの労働対価:定期的に指定の銀行口座に入る。
  2. 年金など過去の労働対価(?):定期的に指定の銀行口座に入る。
  3. 事業収入:定期/非定期に指定の銀行口座に入る。
  4. 配当など投資運用収入:定期/非定期に指定の銀行口座に入る。
  5. 金融商品の売買益も基本的に銀行に入ってくる。
  • 銀行を通らないもの:
  1. 事業収入:稀に現場で現金で受け取る。 《普通は少額》
  2. 臨時収入: 稀に現場で現金、プリペイドマネー、金券などで受け取る。 《普通は少額》
  3. ポイント還元など:ボーナスチャージ、マイレージ、ポイントなど還元サービスは個々の特別な仕組みで受け取る。《普通は少額》ただし、蓄積すると大金になる。


次に出ていくお金:
  • 銀行を通るもの:
  1. 銀行で直接支払う。
  2. クレジットなど複数の取引案件をまとめて最終的に銀行で振替で支払う。
  3. 銀行から直接、またはクレジット経由で、電子マネーにチャージして支払う。《普通は少額》
  4. ATMで現金を引き出して利用する。《普通は少額》
  5. 投資・資産運用も基本的には全て銀行経由。
  • 銀行を通らないもの:
  1. ポイントをポイントのまま利用する。
  2. マイレージを利用する。
  3. ポイントを電子マネーに交換して利用する。
結局、銀行だけを見ていれば、時間差はあるがお金の動き自体は確実に押さえられる。

銀行を経由しないものは金額も小さいし、基本的に損失ではないもの(所詮おまけ?)なので資産設計の要素として管理から漏れても問題になることはない筈だ。




⇒マネーフォワードの使い方:
  1. 主要な銀行だけを登録してそこの流れを見ていればフロー管理は十分。
  2. 家計簿の使い方は辞めた方が良いだろう。機能的にも無理。 店舗名か品目名か二者択一の家計簿など世の中に存在しない。
  3. 証券会社は入れても入れなくても良いがリスク管理の観点では主要なものは入れてポートフォリオをより正確なものにしておくのは良いかも知れない。
  4. 電子マーやポイントなどは登録不要。面倒なだけ。 資産管理とは無関係。
  5. ダウンロードできないので資産状況を眺めてチェック?。
  6. フローを見るなら銀行だけで十分。ストックも見るなら証券も入れて置きたい。無料枠は確か10件。其れで収まる範囲ということだろう。
 ※

⇒ザイムZaimの使い方:
  1. マネーフォワードと逆の利用が正しいだろう。
  2. 銀行、証券、は登録不要。現在の作りは資産管理が弱い。マネーフォワードに比べて遥かに見劣りする。登録しても使いようがない。其れなりに改善されたら資産管理もZaimでやってみたい。
  3. クレカは判断が難しい。レシレコとのダブりが出るので面倒。
  4. ところが、無料のZaimはサイト連携データはダウンロードできないので自動的に仕訳できてしまう。かな?
  5. 素質的にはZaimは期待できるがその成長のスピードが懸念。将来的なフル活用を視野に登録できるものは出来るだけ多く登録しておいてよい。
 ⇒家計簿Kakeibonの使い方:
  1. 操作性が悪いがカバレージが広いので、フロー&ストックのデータ取込とダウンロードに使える。
  2. 問題は多発するネット集計中のセッションミスで確実にデータが取れないこと。本当に下手な作りをしている。詐欺レベル?。馬鹿げた話だが、登録サイトを絞る必要が有りそうだがそうも行かない。
  3. 使い方は出来るだけ使わないこと。頻繁に使える操作性もないし余計なノイズも迷惑だ。月初または月末に1回、安全を取って月中に1回。毎着く少なくとも1回はダウンロードしておくこと。
  4. 日常管理には全く使えない。出来るだけ早い機会にZaimに移行させたいがZaimの今のカバレージでは使い物にならない。お祈りするかプッシュするか。
⇒マネールックの使い方:
  1. ここも古い代表。家計簿Kakeibon以上のカバレージがあるので補完的に利用する。無料としての制約がないので本来ならベストアグリサービス何だけど長期間改修を放置しているのでどうにもならないレベルに来ている。


結局、

(確定申告)

確定申告に使えるデータは基本的にフローデータになりますから、家計簿Kakeibon(銀行とクレカの情報)とZaim(レシート情報)のダウンロードデータが頼りになる。 通販も領収などを入れてもらってZaimに読む込んだ方が良さそうだ。

(資産管理)

銀行、証券の資産データをダウンロード。電子マネーは無視できるレベルだから外したほうがよい。 これは現時点では家計簿Kakeibonの資産データのダウンロードを使うのが妥当だろう。

(アグリサービス)

もっとも期待すべきことはZaimの成長。1つは、マネーフォワードのサイトを研究して資産管理機能を充実させること。2つは、規模の拡大に備えたUIを設計すること。多くのものがネットサービス化される現在では、一人で100箇所のサイトにログインすることは荒唐無稽な話ではない。10の銀行、10の証券会社、10のクレジット、10の電子マネー、10のプリペイドカード、10の公共料金、10のECサイト、10のマイレージ、10のポイントサイト、10の・・・?。自分の分と、配偶者の分、親の分、子供の分、自分個人の分と業務用のものと。そのような人の画面はどれくらいビジーになっているか想像してみると現在のUIでは追い付かないことは直ぐに検証できるはずだ。



話はそれるが、家計簿で、株とかファンドとか買った時はどういう費目をあてるんだろう?

株式購入費の費目:何処にも書いてないということは雑費ということか。雑費で取得した株式などは資産(有価証券)ということになる。



金融機関サイトのセキュリティチェック




金融機関サイトのセキュリティチェック


ソフトバンク系列のPayPay(ペイペイ)で起きた事件は、勝手に番号を入れればまぐれ当たりで他人のクレカとかが利用できてしまうこと。カードの盗難でもスキミングでもないのに不正使用が成立する事件だ。自分がどんなに安全に管理していても結果的にクレカは盗まれたと同じ事になる。

カードの本人利用の認証手続きがない。流石に論外の事件。 で、回数制限を入れたというが、それでもまぐれ当たりのリスクは消えない。

カード(カード番号)を使われた側が被害を申告すれば、お金は戻せると聞いているが、気づかなければそれまでだ。既に使われているかも知れない。

だから、せめてもの対策が、

  1. 金融サイトにログインしたらメールが届く。
  2. お金を動かす操作(振り込みや入金)をしたらメールが届く。
  3. クレカの利用履歴は基本毎日チェック。⇒家計簿アプリ利用
  4. 銀行は第2暗証とか用意されているかチェック。入り口を厳しくしても中に入ったらやりたい放題の銀行では困る。

(続く)

新生銀行のポイントサービス「新生銀行ポイントプログラム」がリニューアル?

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新生銀行のポイントサービス「新生銀行ポイントプログラム」がリニューアル?

従来はTポイントONLYだったけどdポイントとnanacoポイントも選択できるようになった。

これはとても重要なメッセージ。

なぜなら?

Tポイントの先行きが怪しいからだ。ビジネスモデルそのものが明確にされていない。運用主体がはっきりしない。

だから、

Tポイントだけは溜め込んではいけない。代替ポイントがあるなら切り替えるべきだ。




家計簿アプリの危険性:

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家計簿アプリの危険性:


いつ何をどの店でいくらで買ったか
どの金融機関にどのような資産が預け入れられている
給与とボーナスがいくらか
売上がいくらか

これらすべてが家計簿アプリには取り込まれているが、その内容はアプリ運営会社には筒抜けだ。

毎日ウォッチされていることは無いだろうが、問い合わせをすれば確認のために内容を見られてしまう。

勿論、守秘義務契約は締結されているだろうが、本当に大丈夫かな。



運営会社がハッキングされるリスクもある。大手IT企業でもハッキングもうっかりも後を絶たない。



家計簿アプリを使うリスク

ちょっと調べておきなさい。

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(取り敢えず思い付いたもの)

  1. アプリ内に蓄積されたプライバシー(毎日の買い物、健康、蓄財、・・・)を覗き見される。
  2. 運営業者サイトがアタックされるとプライバシーが流出する。
  3. クレジットカード番号がサイト運営の従業員に盗み取られる。闇社会に転売される。なりすまし悪用される。
  4. 運営業者サイトがアタックされるとクレカ情報が流出する。なりすまし悪用される。
  5. 金融機関等へのログイン情報が盗まれる。 勝手にログインされて、勝手に引き出される。
  6. 家計簿アプリのバグ。正しく計算されていない。不要な取引記録が紛れ込む。
  7. データをすべて自分のパソコン内で処理するタイプのアプリは漏洩・流出リスクは小さい。
  8. アグリゲーションサービスを利用するタイプはキー情報(ログインパスワード)を業者に一括して渡すのでリスクが極めて大きい。
  9. 一旦、ログインできると、閲覧だけでなく決済そのものが出来てしまう銀行サイトの場合はアグリゲーションサービス型の家計簿アプリ利用時のリスクが極めて大きい。
  10. ログインすると確認メールが来るところもあるが、サービスを実施していないところ、メアド未設定の場合はなりすまし早期発見ができない。
  11. 運用業者がプライバシー認定で済ましている場合もリスク。Pマークは国内の勝手基準で国際規格ISOに追い付いていない可能性が高い。




家計簿のつけ方:立替口座の設定

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家計簿アプリを使っていると、家計簿(電子家計簿)の状態は、決済方法によって実態とかい離することが多い。理由は支払いデータが当該サイトに反映されるまでに時間が掛かることにある。

時間差が生じるのは、クレジットカード払い、電子マネー払いの場合になるが、その時間差(店舗等での支払いから当該サイト反映までに掛かる時間)は早ければ翌日。遅いものは1か月近くになる。多くの場合は1週間から2週間と言ったところだ。

この時間差の間に月末が来ると、いくら家計簿アプリでも正しく集計は出来ない。

問題:クレカ払いデータのサイト反映に時間が掛かることにより:
  1. 現在の負債状況が正しく把握できない。家計簿アプリ以外に別途管理手段を要するのでは本末転倒。
  2. 月末処理も正しく出来ない。
  3. 決済時の特記事項・メモなどを家計簿アプリに反映させることが出来ない。1か月近く記憶している訳にはいかない。
対策:支払金額と支払時の特記事項メモを残すために:
  • 仮想的な口座として「立替口座」を設定する。名前は「仮払・・」でも「暫定・・」でも自分の感覚に合う適当なものでよい。ここでは立替口座としている。
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立替口座の使い方:

クレカなど支払いとアプリ反映に時間差のある方法で支払ったら、金額と必要なメモを家計簿アプリに入力する。クレジットカード以外では、電子マネー、プリペイドマネーが該当する。また注意すべきは通販の場合も同様に遅れが生じるので立替口座に反映させておく方が正確な現状把握が可能になる。

家計簿アプリに決済情報が反映されたら、メモの必要部分だけ転記して、立替口座の内容は削除する。

立替口座に記録する前に、既にクレカ決済がアプリに反映されていたらこの作業は不要。特記事項(メモ)があればアプリの当該項目に追記するだけでよい。

立替口座は仕掛中のものが無ければ基本的に残高は0円になる。

現時点の負債は、クレカ残高と立替残高の合計になる。銀行の残高管理をより正確に行える。



前提:

  1. 家計簿アプリ利用。
  2. 家計簿アプリのアグリゲーションサービス利用。
  • レシートをスキャナーで入力して管理している場合は、もっと複雑な(煩雑な?)家計簿管理になり、立替口座などは不要。
  • 電子化しなくてもレシート明細まで管理している人にも立替口座は無用の発想。

家計簿アプリ:時刻単位で時系列に

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家計簿アプリ:時刻単位で時系列にできませんか?


家計簿アプリは便利で時系列に取引記録を並べてくれる。

レシートを見ると、日付の他に、時間も印字されている。

家計簿アプリは時間までは順序を守ってくれない。同じ日付でも買い物時間の前後は狂っていることがある。何も考えていない。

レシートの時間(時刻情報)は何処でドロップしてしまうんだろう。

買物アプリや通販サイトの買い物の履歴情報を見ると出ているのは日付だけ。時間は無い。時刻情報は レジ端末からセンターまでは行っている。ログ情報は重要だから捨てることはしない。

これをアプリ側に渡す段階で日付だけにしてしまうんだろう。



例外もある。JR東日本のSuicaの利用履歴には時間が入ってくる。普通のアプリでは見えないが、パソリなどのICカードリーダーで読むと見えて来る。



どんなデータでも前後関係が狂ったものは見ていて気分が悪いものだ。



何時かのタイミングで利用者に提供される情報にも時刻が反映される日が来るだろう。ライフログが重要な価値として理解される時代には時刻情報は欠かせない。



確定申告(e-Tax)と家計簿とライフプラン

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確定申告と家計簿と人生設計

やや大げさなタイトルにしてみました。

確定申告の振り返り:

思えば確定申告は医療控除が可能になったニュースが流れて、出産費用の少しは取り戻せるとかで出かけたのが最初。多分、ご近所からのお誘いか市役所からの案内があったのだろう。その時に、実際どれくらい取り戻せたかは覚えていない。格別の感動が記憶にないので、額が小さいか、給料明細追加で知らない間に受け取っていたか。

暫く、縁は無かったが、ローンがある人は控除が受けられるとかで、税務署に行ったのが久しぶりの確定申告。面倒臭がりは駄目だね。折角の還付のチャンスを捨てている。ローンの場合は数年間還付が受けられる。

なんだかんだ確定申告をする理由が生まれるもので、年1回の確定申告は年中行事の1つになってしまった。毎年、正月が開けると書類のバタバタが始まる。日頃のずぼらがここで恨みになる。反省と課題の山に押し潰される。

納税と言うより、還付が主な目的。3月15日の直前は大変。税務署の行列に並んだり。夜間ポストに書類を投函したり。今では懐かしい。

電子納税と言うか、ネットを使って確定申告の手続きが出来るようになったら、以前の狂想曲状態が嘘のようで。e-Taxシステムの問題は呆れるばかりだが、それでも以前よりは余程素晴らしい。

e-Taxも最初は住民基本台帳のICカードを使ってやっていたが、暫く前からは個人番号(マイナンバーカード)を使うようになった。電子署名の有効期限の問題が付いて回るのは奇異な感じがするが今はそのような設計になっている。



確定申告の時期だけでなく1年を通して結構面倒なことを続けるのは若干の還付目当てだけではない。確定申告をすると、日常の家計簿管理の欠陥が見えてくる。一方で、全体の構造(フローとストック)が分かると、自分の人生設計(理想と現実のギャップ)の状況も見えて来る。恐ろしいことに有言実行ならず有言不実行まで見えてしまう。

大袈裟に言えば、人生プログラムの年度決算みたいなものだ。

事業をやっている人には義務行為の一つだが、普通の人には確定申告はやらないで済ますことも出来る類のものだ。しかし、それは折角の機会を不意にしていることに気付くべきだろう。高校を卒業したら(早い人は小学校を卒業したら)、恐らく死ぬまで、自分の人生設計をメンテナンスして年1回の区切りになる。実際に申告しようがしまいが、文書化しようがしまいが、継続していくものだ。




課題:
  1. 書類・記録類の整理。ハードコピーとソフトコピーの整理。 
  2. 家計簿アプリとe-Taxサイト対応テンプレートの常用。」
  3. 事業計画および年度計画の立案・実施・レビュー。
  4. 資産運用:投資とリターン。ポートフォリオ見直し。
  5. 健康増進計画。
  6. 断捨離。古い書類・記録類の捨て方。
  7. 人生設計:定期メンテナンス:必ず自分で考えて!。世間のまやかし物には手を出さないこと。他人事ではありません。







家計簿アプリ:マネーフォワード~口座別収支が表示されない

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家計簿アプリ:マネーフォワード~口座別収支が表示されない

使えない。

口座毎の1月の収支が出せないのだ。CSVに落とすことはできるようだから自分でやれば出来るけど、家計簿アプリの意味が無いね。

その口座の1か月の収支が見えない。

家計簿には月度推移はあるが、費目別推移だ。口座単位で見たい時は、MFには方法が無い。



あれっ?

口座別の残高も分からない。貯金通帳には必ずある残高がどこにもない。 本当かな?

結局、銀行のサイトにログインしないといけない訳?

家計簿のつけ方:子供の小遣い

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家計簿のつけ方:子供の小遣い

子供の小遣いなんて月5千円なら5千円の出費で済む。管理することも無い。

でも、実際の家計は面倒。子供にお使いを頼んだり。医者に行ったら小遣いで診療費や薬代を負担させるわけにもいかない。追加で御駄賃が出たり。子供が気を利かして日用品を買って来たり。自分用の食事まで買ってくる。

(1)突き放す。小遣いの中身は見ない。立替は清算して家計からの支払いに組み入れる。シンプルで良い。
(2)可能な範囲で、家計簿に反映させる。「こども小遣い口座」を設定する。実際に銀行口座を作って其処を経由するのでもいい。面倒だが、家計の実態をより正確に把握できる。

親として子供に必要以上に干渉するのは避けたいところだ。

こども口座は仮想的に作っておいて、小遣いはここに入れる。家計費で負担するものを立て替えたりした場合は、必ず清算し入金出金を記述する。月末には残高は全額小遣いとして出費させる。実際には使い切ることは無い。そのため小遣い口座の残高がマイナスになることも発生する。お小遣いの支給日を月初(一日)にすると記帳と同期が取れてよさそうだ。



もう少し:

「子供の銀行口座」:
  1. これは本当の口座。正しく数字が把握できる。
  2. お小遣いを入金して、子供が引き出していく。子供も電子マネーかVISAキャッシュくらいは使えるようにしておいてもいい。現金払いは一番損をする決済方法だから。

「子供の財布」:
  1. これは仮想口座。正しく把握できない。
  2. 銀行から引き出すこともあるが、子供には結構現金で用を頼むことが多い。使い方は自由奔放。まあ、それでいいんだけど。小遣い帳を付ける癖を付けて欲しいが無理強いはしないこと。
  3. 小遣い(不明金=家計組み入れレシートなし)を積み上げても意味は無いから、月末に調整処理を行う。単純に残高ゼロにする。月初の消費でマイナス残高になって気分が悪いが止む無し。
  • 「子供サイフ」の収支:
  1. (+)銀行ATM引出。家計立替出費分の充当。お駄賃(追加の小遣い) 。
  2. (-)銀行ATM預入。家計立替出費(基本的にレシートあり)。純粋なお小遣い(把握不可)。
  3. 月末には、子供サイフ残高をゼロにする。キャッシュにしたものはすべて使い切ったと見做す。子供がへそくり・箪笥預金をしていても干渉しない。当然だ。


お小遣いは子供に限る必要はない。旦那様・奥様・孫でもシルバー世代でも。基本的には家計を一にする人のお金の動きは一定の範囲で把握しておくことです。本当の小遣いの中身に干渉するのは絶対にダメです。

家計簿の見方:「(ド」は合同会社

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家計簿アプリに「振込・振替:グーグル(ド」の記載。これって何ですか?

「(ド」は合同会社の略表記らしい。「(カ」となっていたら株式会社。 ただそれだけのこと。グーグルの日本法人は株式会社ではないようだ。ただそれだけのこと



仮に100万回アクセス(PV)があると20万円の報酬が貰えるとする。10PVで2円。1日200円のお小遣いは1KPVが必要と言うこと。この報酬は業界・分野でかなり違う。1PV=\1.0を超えるものもある。低いところは1PV=\0.1を下回ることもある。動画はまた違った事情になっているだろう。いずれにしても炎上させると相関して報酬が上がる。フェイクだテロだがまかり通る要因だ。

普通に地味な主婦ネタを記事にしているものは「1PV=\0.1」近辺と思っていいだろう。忘れたころのお小遣い派にはそれでも十分な報酬。例え年1回でもこの「(ド」が来たら感謝ということです。

家計簿のつけ方:入会特典

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家計簿のつけ方:入会特典

今この商品を買うと1万円キャッシュバックなんてカメラではよくある。ネットのキャリアを切り替えると商品券2万円とか、携帯を買ってもキャッシュバック3万円とか。クレカ契約でも、メンバー登録でも、キャッシュかキャッシュ相当が戻ってくる。

これらは、基本的に支払いの対価の一部。もともと、その対価がある前提で購入あるいは契約していることになる。

普通のポイント還元は、何かの支払いの都度、ポイントバックがあるが、商品購入や入会特典などは1回限り。正におまけだ。

  • 結論:ポイント還元

税務申告上はちょっと微妙。現金で相当な金額になると一時所得の扱いをしないと拙いかも。家計簿ではポイント還元の扱いにしても構わないが、税務署のポイントの範疇については網を掛けるのが難しいが、現金が動くとサンプルトレースを受けないとも限らない。まあ、少額ではそんな暇なことはやってられないでしょうが。

家計簿のつけ方:株主優待

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家計簿のつけ方:株主優待


株主は株の配当を貰う。配当金は若干でもあれば良い。

東電などは今世紀中は配当なしだろう。いずれ行き詰まって国策会社にされるから、配当も優待も期待できないし、株券も怪しいからさっさと処分すべきだろう。他に儲けが出たら相殺させるのが常套手段。

株主優待は、普通は物品でもらう。自社商品。輸入ワインとかも。自分で消費するなら、無視しても良いが、総合利回りを把握するなら、市場価格(実勢価格)を調べて、その金額が配当収入に追加されていると評価しても良い。正しい家計簿にするなら是非優待の内容も反映させるべきだ。

キャッシュバックが制度化されているところもある。自社商品あるいは自社店舗利用額の数%をキャッシュバックするところ。これは投資の対価だから、実質的には配当所得と同じ。但し配当控除の対象にはできない。

クオカードが優待になっているところもある。ほぼ金券。 これお立派な配当の一環と見る。

フライト半額券(JAL/ANAなど)はそのまま利用すれば、実現利益として実勢料金を配当所得に加える。自分では利用しないで金券ショップに買い取ってもらったらその金額が配当所得になる。

収入の内訳費目に株主優待の項目を1つ用意した方が分かり易いが費目が増えると別の混乱が生じるかも知れない。この辺はやや試行錯誤的に取り組んでみよう。

株主向けカレンダーを貰って自分で利用する人もいるし、メルカリで処分している人もいる。只のゴミになっている人もいる。カレンダーのクオリティ次第ではあるが。この時も、ゴミにしたら家計簿反映不要。メルカリで売ったら配当金に仕分けて置く。自分で使ったら実勢価格の配当があったことにして、その配当で購入した形式を取っておく。

面倒な作業を増やすのも嫌だから、一定のプレミアムを感じられるものだけで良いだろう。

割引券クーポン券が貰える場合は、冊子毎ゴミとして捨てればゴミ。利用機会があって利用すれば、そこで得られたメリットは配当所得の一環として評価すべきだろう。



株式を保有する(購入する)対価として得られる、配当・優待・粗品(?)などを実現利益として年度ごとに出来るだけ正確に把握したい。

  • 結論:株主優待⇒配当所得

主要なものについては実現利益を評価し「配当所得」に反映させる。

確定申告の配当所得は証券会社から送付される年間取引報告書(WEBサイト閲覧形式もある)を参照すること。



(道草)

株主でなくても、試乗会、試食会、試飲会、セミナー、フェア、いろいろな場で企業が提供する景品にありつく。ネット上で電子コンテンツ、クーポン、ポイントを入手することも出来る。道を歩いているだけで貰えるものもある。嫌、お隣さんが何かを持ってくることだってある。

株主優待は投資の対価として期待しているものだから金額換算は妥当としても、それ以外の景品の類はどうするか。やりくり上手の賢い主婦には無視できない。想定外のものだから基本的には一時所得だろうが、額が余りにも小さい。
⇒一時所得とする。受け渡しは仮想ポイント口座(常時ゼロ円)を使っておこう。



注意:確定申告の扱いと家計簿の扱いは区分すること。

確定申告では、配当所得は本来の配当(信託会社から口座に入金される配当)だけを使うこと。ここは税務署を把握できるから嘘は駄目。

その他みなし配当は基本的に無視する。もし金額が大きいものがあれば、雑所得として申告に含める。確か総額20万円未満なら深刻不要だった筈。

一時所得・一時所得扱いにしたものも同じ。実際に現金が動かないものは無視。現金の場合も少額は無視。

-

薬局でドリンクを買っても家計簿では健康関連の出費で括ってもいいが、確定申告の医療控除は医師に処方あるいはリハビリの一環として推奨されたものに限られる。

家計簿のつけ方:キャッシュバック

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家計簿のつけ方:キャッシュバック


一応、収入。クレカを使うとポイント還元があるが、VISAデビットの場合は、面倒なポイントでなくキャッシュバック。これは有難い。仕訳上はポイント還元でいいかな。

序でに、帳簿の仕分けでポイント還元の記載方法は?

  1. 雑収入?
  2. 雑所得?
  3. 一時所得
  4. ポイント還元
 一時所得は対価期待のない思わぬ所得。しかし、クレカもデビットもポイント還元織り込み済みの決済手段だから、性格は一致する。勘定仕訳は別として家計簿上はポイント還元と仕分けた方がお金の性格・流れを正しく理解できそうだ。

結論:

  • ⇒「ポイント還元



値引として仕訳すると一見簡単だけど実態が見えなくなって好ましくない。

ポイントを購入するケース。う~ん?考え難い。デパートの友の会とか?。マイレージなら有り得るね。ポイント購入は目的実現未了だから「仮払い」

ポイントの性格として怖いのは消滅することがある。現金だって落としたり失念したりで不明金になるが、自然死はない。ポイントは有効期限付きのものだとある日突然消える。資産として管理するのは資産性が薄いので気が進まない。

 ※

見舞金とか餞別とか祝い金とか報奨金とか、いずれにしても想定外の事態でもらったお金は一時所得。

商品でもサービスでも予め購入や契約に当たって想定に入れているもの・織り込み済みのキャッシュバックやポイント還元は意味合い的にポイント還元としておく。

正確にするには、ポイント還元については実際にポイントを利用したときに、ポイントを収入として仕訳し、内訳としてポイント還元とする。例えば、Tポイントが蓄積しているだけの段階では、それが数千ポイントになっていても記録不要。家計簿ソフトによってはポイントの記載もできるだろうが自動集計機能があれば任せて置いて良い。自分でポイントの増減は記録しないこと。面倒なだけ。

Tポイントが3000ポイントあって、ポイントで1000円のものを買ったら、先ず、ポイント還元で1000円の収入を仮想口座「ポイント口座」に発生させて、 次に、「ポイント口座」から1000円支出させる。仮想口座には常に残高ゼロ。

電子マネーのポイントチャージの場合は、電子マネーの入金理由に収入|ポイント還元としておけばよい。

家計簿のつけ方:投資信託

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家計簿のつけ方:投資信託

フリーの家計簿アプリを使っていると、例えばファンドを解約してキャッシュになったものが口座に入ってくると収入の扱いになるようだ。でも、これは定期を解約して普通口座に入るのと同じ。普通預金口座からATMで引き出して財布に移すのと同じ。決して収入ではない。預金

  • 家計簿:費目
  • 簿記:勘定科目
  • 帳簿:仕訳

色々な用語が出て来るがどれも良く分からない。

何となく理解できるのは有価証券資産が減って現金資産が増えているだけで基本的にプラスマイナスゼロ。 運用で利益が出ていればその分は収入に近いが、有価証券の評価段階で既に織り込んでいるので、解約によって利益が出ている訳では無いから、単に「資産移動」とやって置いて良いだろう。

ファンドを購入するのも手数料の差分は残るが、基本的にはリスク資産に移動させただけ。だからここも「資産移動」とやっておくかな。

資産移動の集計が個人資産運用の実現損益になりそうな感じか。

家計簿アプリは発想が固定だから、CSVで抜いて自分で集計。年1回で十分だろう。



「ストック型家計簿」

確定申告とは関係ないかも知れないが基本的なことを教えてくれる分かりやすいサイトがありました。勝手にリンクしています。

人柄もにじみ出ていて初心者にも分かりやすい。まあ資産管理の基本なんでしょうが、とても有難い。



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画像を見ていたら、これまた、たまたまだけど、家計簿アプリのレビュー記事が目に止まった。時間が無いので中は見ていないが面白そうだ。

https://akinko-money.com/moneyforward-kakei

後で参考にさせていただくことに。楽しみ。



家計簿の付け方:仮想口座の利用

家計簿の付け方:仮想口座の利用

  • 現金残高調整
  • 使途不明金
  • 「現金口座」

現金の残高が常に合わない。サイフ・財布・キャッシュ・現金 などの仮想口座を設定してやっても、小銭まではカウントできないし、面倒だし、結局、月末に話をつける(清算する)形になる。が、それさえも面倒だ。

 ※

手書きとアグリサービスの時間差の克服:

  • 「仮払い口座」

レシートを貰って家計簿に記録する。でも、その記録はネット経由で自動的に取得できる。でもでも、自動取得の記録には特記事項は記載されていない。やはり、買い物の直ぐ後でないと買い物の事情は覚えていない。やはり手書きで入れておかないと。

仮払い口座を作っておこう。自動記録が家計簿に入ってきたら特記事項だけ転記しておけばよい。仮払いの支払い記録は削除。複数件の仮払いがあれば、その残高はネット記録が反映していない残高と言うことになる。架空の「仮払い口座」 の残高は未精算取引残高になる。



現金口座は、やはり、月1回程度の適当なタイミングで、財布の中身と帳簿上のギャップを不明金として記録するのが良さそうだが、千円単位で十分だろう。小銭は無視する。

  • 「現金口座」
 現金口座を作って、残高調整をやる狙いは、使途不明金の洗い出し。この金額が月間で1000円行かな上出来。ぐらいに思っていいだろう。



  • 「仮想ポイント口座」

「仮払い口座」と似たような意味合いで、「仮想ポイント口座」を設定する。何処かで眠っていたポイントを利用するときに、一旦「仮想ポイント口座」に入金(収入)があったとする。

種類も多く、性格も多様なポイントを個別に管理するのは極めて面倒だから、個別管理はギブアップする。実際に利用するときに仮想ポイント口座に移すので、仮想ポイントは入力と同時に出力(他のポイントや電子マネーなどに交換)される。結果、仮想ポイント口座の残高は基本的に常にゼロになる。







確定申告における「高額療養費制度」の取り扱い

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確定申告における「高額療養費制度」の取り扱い


収入レベルに応じて健康保険を使った医療費に上限を設ける制度。

医療費が高額になる見込みのときは市役所で認定書を貰って、最初から病院に提示すれば、医療費の請求そのものが限度内で発行される。一時的であれ費用負担を回避できる。

認定書が間に合わない場合は、オーバー分を後で支給してもらえる。

健保の対象外の治療等の費用は制度の対象にならない。自己負担。



確定申告の医療控除では

(費用に算入)払った金額A
(費用に減額)還付された金額B
  • 実負担金(=A-B)が10万を超えていたら医療控除申請。
なお、

生命保険や医療保険で支給を受けることができた場合は、所得として申告する必要はないが、医療費の負担金からは減額しなければいけないようだ。

(医療保険) 支給された金額C

  • 実質負担(=A-B-C)が10万円を超えていたら医療控除申請。
ただし、節税の工夫として、医療案件が複数あるばあいは、保険金が支給された医療案件に対して減額し、別の医療案件から減額する必要はない。



(蛇足)

確定申告とは直接関係ないが、この制度は月度処理で運用されているので、複数回の請求(支払い)のタイミングと金額によって、 補助金を受けられないことが出てくる。長期に渡って治療する病気などではこの制度の恩恵を受けにくい。何らかの改善が望まれる。

外出出張時の日当は所得税の確定申告では雑所得?


外出出張時の日当は所得税の確定申告では雑所得?

外出・出張の交通宿泊費と日当

これは会社によって手続きは様々。

  1. 給与振込口座に振り込まれる。
  2. 希望すれば、給与とは別の口座に振り込まれる。 
  3. 現金で支給。
  4. 出張前に仮払いを受けられる。
  5. 出張後に清算する。

出張先・移動距離・移動時間・旅程(日帰りか宿泊か)などによって、決められた日当が支給される。宿泊は実費精算か定額払いなどある。 企業の文化、歴史で結構複雑になっているところもある。

問題は日当とか領収書と対応しない定額払いのお金。だれでも足が出ないように工夫するから、少し残ることになる。

これって所得税の対象ですか?



税務署も追いかけることができないから、実態は自由エリア。ノータックスゾーン。それでいいかな。

年中、出張ばかりしている仕事についている人には大きな話。日当だけで、年間100万円を超える人もいるでしょう。

やはり分かり難いセルフメディケーション税制! これって不公平税制?

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やはり分かり難いセルフメディケーション税制!

これって不公平税制?


普通の医療控除は、10万円を超える医療費について所得控除するもの。12万円お医療費なら2万円が控除される。仮に中身が診療費と処方薬で半々としておく。

病院へ行かないで、同様の薬を 自分で買うと、1万2千を超える分の20%が控除対象になる。


  • 病院へ行って9万円の医療費(診療+医薬品)で収まった場合は医療控除は受けられない。薬代だけでも4万5千円使っているのに。

  • 自分で医者も行かないで薬で済ます横着物が、薬を仮に4万2千円購入していたら、6000円の控除が受けられる。

セルフメディケーション税制は、健康志向でドックとか検診とかの実績は要求するが、両方ともクリアしている場合は 、医者に掛からない健康意識の不十分な方が優遇される。酷いね。



 医療控除とセルフメディケーションは排他的選択と記載があるから、医療控除の条件に届かなくても、セルフメディケーションで救済するという税制の本旨を理解すれば、先の例の4万5千の薬代はセルフメディケーションで申請していいだろう。

薬代は、OTC対象となった市販の薬と、医師が処方した薬の費用の合算でいいはずだ。そうすれば矛盾のように見える理不尽(不公平)の部分は解消される。

 ※

結論:

医療控除申請が出来ない時は、処方箋で購入した医薬品代と任意で購入したOTC医薬品の合算で、セルフメディケーション控除申請を行う。

税務署もこの考え方でクレームしてくることは無いでしょう。

ふるさと納税

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住民税の20%が上限。
手数料が2000円かかる。

返礼品は紆余曲折はあっても30%還元で落ち着いたようだ。

1万円を寄付すれば、1万円を控除にできる。手数料は2000円だから、8000円は還付される。

先ず、無難なところで考える。仮に10万円が住民税の人は。10万円の住民税を払って、1万円の寄付をして、手数料2000円を払って、1万円の還付を受ける。返礼品は3千円のもの。

A=10万+1万+2千-1万(還付金)⇒10万2千円の出費。
B=3千円の商品

10万円は元々の出費なので、結局2千円で3千円の商品を手にしたことになる。

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次に、1桁数字を大きくする。

住民税50万円の人なら10万円までふるさと納税できる。 10万円ふるさと納税。

A=50万円+10万円+2千円-10万(還付金)⇒50万2千円の出費。
B=3万円の商品

50万円は元々の出費だから、2千円で3万円の商品を手にすることになる。

金持ちは更に桁を上げて寄付に回せる。リターンが遅くなっても気にならない。貧乏人はあまりうまみがないし、リターン(住民税還付は翌年)に時間の嫌なものだ。

*

これって完全に金持ち優遇の逆累進課税の仕組み。ほぼ、脱税行為と同じ。こんなことを政府が主導してやっているって酷い話だ。

貧乏人はメリットは少ない、手間がかかるけど時間がない、リターンが翌年だからますます有難みがない。

と言うことだったの。一度も利用したことがない。



格差を拡大させる悪法・悪税制の代表。各国にもあるのだろうか。

一方で、地方を活性化するカンフル剤の効果もある。努力する地方は活性化し、ぼ~っとしている地方には金は流れない。

/


毎年「平成〇〇年分 所得税の確定申告の手引き」などの説明書が送らてくるが、こういう類の文書は保管が必要だろうか。

過年度分の確定申告を振り返るときには、どういうルールで算定したか確認するので必要になるかも知れないが、そういう混みあった事態においては税務署の人から話を聞いて指導を受けることになるだろうから、ルールも税務署の人に聞けば済むこと。各年度のルール変更にまで気が回らないから控えを持っていても無駄。経理担当で専門的に見る立場でもなければ税務署のアドバイス等に従った方が良い。と言うことで、過年度分については固有の記録は保管しても色々なガイダンス類は保管は止めよう。

結論:

過年度分は固有の記録hあ保管するが、一般向けの手引き・お知らせ・マニュアルの類は保管しない。本当に必要になったら税務署に問い合わせればよい。もしかすると国税庁のホームページでも過年度分は参照できるかもしれない。



画像を探して分かったが、e-Taxになったら手引きを見ることも無くなった。

督促状は保管する必要があるか?

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督促状

請求書(納付書)が出て払わないでいると督促状が出る。

支払いは督促状は使えない。やはり請求書が必要。

で、

督促状は保管する必要があるか?

 領収書は保管した方が良い。トラブルの多い市役所だったら5年ぐらい。確定申告をやっているなら普通は5年。法定は7年だけど運用は5年。

督促状自体は支払い済みなら保管不要。




税金の督促状を貰ったということはマネーマネジメントに欠陥があったということだ。クレジットだったら事故の1つ。

対策として、引き落としにするものだが、nanaco払いにしてポイントを稼ぐなら納付書による支払いを継続しても良かった。



督促状は自己の記録としてなら保管してよい。件数、金額、時期、特記事項をリストしたら現物はシュレッダー。

なぜ時代遅れのブラウザ”InternetExplorer”しか使えないのか?


なぜ時代遅れのブラウザ”InternetExplorer”しか使えないのか?

  • 時代遅れのブラウザ
  • InternetExplorer


IEはW10の中に最初から入っていた。サポート対象外だから、扱いは微妙だが、国税庁が動作保証できる訳はない。

しかし、

悪いことばかりではない。

普通に使っているブラウザと混同しないので、確定申告の作業をしながら、他の用事もやっていると、思わぬ操作ミスが出るが、あまり気にしないで済む。

IEの画面は1週間ほど広げたままだ。スリープさせても、そのまま続けて利用できる。

結果的には、IEで良かった。

貧乏人の配当所得は総合課税で節税!


毎年。配当所得の記載時に困るのが総合課税にするか分離課税にするかの選択。

  • 総合課税
  • 分離課税

単純に考えると、全体に同じ税率を掛けるのが総合課税。個別に税率を掛けるのが分離課税。

配当所得の税率は一時は特例的に軽減税率10%が適用されていましたが、現在は基本のは20%に戻っている。

高額所得者:⇒分離課税
高額所得者はサラリーマンでも税率は30%以上になるので、総合課税にすると配当にかかる税率も30%になってしまいます。配当控除(合算させるときの控除)を受けることができるが、高い税率で配当所得に税金が掛かるので、多くの場合、損をする。高額所得者は選択しない。
  1. 特に事情が無ければ分離課税。
  2. ただし、売却損が出ていれば総合課税もある。売却損金額のどこが分岐点かはそれぞれ試算してみればよい。

普通所得者:⇒どちらでもよい
普通の頑張っているサラリーマンの多くは、所得税率は20%で落ち着いている。この場合は総合課税と分離課税に差はない。総合課税の方が配当控除の分だけ総合課税にメリットがある。
  1. 面倒を嫌がるなら分離課税。
  2. 節税志向で面倒でも配当控除が欲しいなら総合課税。 
  3. ただし、全体の所得が底上げされて税率そのものが上がりそうな場合は、分離課税を選ぶべきなんだろうね。この場合も試算(シミュレーション)は欠かせない。

低額所得者:⇒総合課税

安月給サラリーマンなら、所得税率は15%とか10%とかになる。配当税率20%は所得レベルに対して取られ過ぎだから、回収できる総合課税を選択すべき。配当控除も受けられる。
  1. 迷わず、総合課税。
  2. 面倒がどうしても嫌なら分離課税。 
  3. ただし、全体の所得が底上げされて税率そのものが上がりそうな場合は、分離課税を選ぶべきなんだろうね。この場合も試算(シミュレーション)は欠かせない。

年金生活者:⇒総合課税
一口に年金生活者といっても年金レベルも様々、その他(個人事業など)収入もそれなりにある人は自分の所得税率を確認しておくべき。
一般には定年退職で収入は大幅に下がるから低額所得者の態度を取って良さそうだ。


住民税:⇒分離課税5%・総合課税10%
貧乏人が節税を考えた場合、所得税は総合課税が有利(5%と低率)だが、住民税は総合課税が不利(10%と高率)になる。
  1. 払い過ぎた住民税は「ふるさと納税」を使って気持ちよく回収。
  2. 確定申告をやる元気も出てくるだろう。目指せ還元率5割自治体。世間の付き合いでは半返しは常識。総務省は世間の常識がないから困ったものだ。



毎年悩む課税方式の選択というのは実は正しい態度。資産運用の事情を考慮して正しい選択をしなければいけないということだ。上に書いたのは一般的な発想にすぎない。特記事項が出たら、それを踏まえて選択するということ。

*

国税庁の説明ページ(2018年度確定申告用) 
https://www.keisan.nta.go.jp/h30yokuaru/cat2/cat21/cat215/kazeihoho.html



配偶者の配当所得:⇒個別に確定申告の是非

検索するとなかなか問題にぴったりヒットしないけど、配偶者控除との関連で理解すべきと言うことは分かる。

配偶者(妻・夫)に限らず同居家族が別の口座で資産運用をしている場合は、個別に確定申告しなければ、標準の税率(分離と同じレベル)が徴収されているので、そのまま確定。

配偶者自身が自分の配当所得に対する節税効果が、配偶者控除の分を超えて見込まれるなら、個別に確定申告する。配偶者控除(仮に30万円)が税率10%で吐き出せるには300万円の配当所得。5%利回りとすると6000万円程度の資産運用になる。

貧乏人には縁のない話だが、個別の事情は色々あるから、試算してみても面白いだろう。

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