本来は出納帳のようなものは日々記入していくんだろう。現金で動く金が少ないから、支払い方法に関わらず取引ベースで台帳を作成する。それにしても1年分をやるのは疲れる。
*第1ステップ
最初に、日付別にレシート類を貼り付ける。後で参照したときに様子が分るように一切のレシートを貼り付ける。
可能ならスキャナーで読んで日付名ファイルとする。更に可能なら検索が可能なようにOCR機能付きで読み込ませる。
銀行取引明細(銀行から送付される)、クレジット取引明細(クレジット会社から送付される)もキャプチャーする。可能な限り、電話料金などの取引明細も確保する。
月別ファイルに収容する。、
当面はハードコピー中心だが、漸次ソフトコピー(電子化)にする。PDFでいいでしょう。
*第2ステップ
取引の日付を軸に取引実績を並べていく。曜日も自動生成させること。取引先(企業名)、取引内容、費目(確定申告で計上するカテゴリー名)、取引額、費用割合(事業経費への組み込み比率)。
エクセルに打ち込む。月間の費目集計が可能なように書式を組む。
定額定期払いは少々馬鹿馬鹿しいが処理の一貫性を維持するには避けられない。
これで、月別費目別集計表が作成できる。決算書の項目はもれなく充当すること。
*第3ステップ
個別取引とリンクしない申告書記載項目のバックデータ整理。
参照データ(ハードコピー)の整理もここでやる。
*第4ステップ
シミュレーション。eTaxではWEB上で自動計算をやってくれるので必要ないと考えると大間違い。自動計算された税額の妥当性を確認するには、即ち入力のミス・抜け漏れを確認するには予め想定できていることが必要です。