医療費控除とセルフメディケーション税制の決定的な違いとは

 

医療費控除とセルフメディケーション税制

どちらが有利かと言えば、10万円を十分上回れば医療費控除。そうでなければセルフメディケーション。

単純にそう思っていたが、内容は全然別物。

医療費控除

大変な病気かケガで相当の出費を余儀なくされた人に対するもので、まあ、不幸な人を助ける控除。

セルフメディケーション税制

医療費で困った人を助ける意味合いは殆どない。健康志向で、時間もお金もある人が、医者にかからないことへのご褒美で8万8千円まで控除を受けられるようなもの。

コロナ禍の2020年。

誰も病院など行かない。薬局だって行きたくない。

確定申告で、医療費控除の申請は大幅に下がる。

但し、コロナの犠牲になった人の分だけは膨らむだろうが、数は少ない。

医療関係をダウンロードしたエクセルファイルに全部入れたが、10万円に届かない。

医療控除は0円。

重病人がいて苦しい思いをしているのに控除ゼロ。一方で健康な人が検診に行くか健康改善プログラムに入って、高い薬を飲んで、控除が8万円。

何かが間違っている。


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