家計簿での「ポイント」の扱い

家計簿での「ポイント」の扱い

ポイントは多くの場合は「おまけ」のように付与される。多くは期限付きで期限が過ぎれば消滅するものもある。特に期限を定めていないポイントもある。

ポイントを付与するポイントプログラムは電子的に管理できるものもあれば、古典的なスタンプカードのものまで、店によって種々雑多。

これを家計簿で管理するのは面倒。スマホにポイント管理用のアプリがあっても多分面倒に違いない。

どのように手を抜いて管理するか。

ポイントを付与された段階は不確定資産の増減に過ぎないので無視することにしよう。台帳に記録しない。

ポイントは放置すると消滅する危険があるので、定期的な残高管理は必要。ポイントの種別が棚卸されて、それぞれの月度残高・期限キレ残高を把握する。期限キレが近いものは意識して使うか放棄するか決める。不要不急の買物をしては本末転倒。店側の思惑にはまることになるだけだ。

ポイントを使って千円の買い物をした場合は、現金が沸いてきたのと同じで収入(雑収入)があったとして扱う。千円の雑収入があってそれで買い物をした。ポイントという利益は使う時に確定する考え方。

ポイントと他の決済手段を組み合わせる場合も同じ考え方でいい。

ポイント収入1000円、ポイント支払い1000円。これをクレカ支払いと併用する形。


  1. (支出)商品代:ポイント-1000.
  2. (収入)ポイント:ポイント+1000.


ポイントは都度の残高管理もしない。月1回の期限切れリスク回避の残高管理はやってよいが、やらなくても家計簿上~台帳上は影響を受けない。



プリペイドで千円チャージすると50円分のボーナスチャージが付く場合:

プリペイドカードはポイントほど雑多ではない。しかも良く行く店で作らないと意味(メリット)がないから、種類は限定的だ。プリペイドのチャージは千円とか2千円とか纏まった単位で行うが、狙いとしてはボーナスチャージの付与。30円とかが余分にチャージされる。この場合は、家計簿では雑収入として計上する。チャージの記録と一緒にやるので煩雑さは限定的だろう。

  1. (移動)現金チャージ:現金-1000.
  2. (移動)現金チャージ:プリペイド+1000.
  3. (雑収入)ボーナスチャージ:プリペイド+30.

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