家計簿のつけ方:子供の小遣い

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家計簿のつけ方:子供の小遣い

子供の小遣いなんて月5千円なら5千円の出費で済む。管理することも無い。

でも、実際の家計は面倒。子供にお使いを頼んだり。医者に行ったら小遣いで診療費や薬代を負担させるわけにもいかない。追加で御駄賃が出たり。子供が気を利かして日用品を買って来たり。自分用の食事まで買ってくる。

(1)突き放す。小遣いの中身は見ない。立替は清算して家計からの支払いに組み入れる。シンプルで良い。
(2)可能な範囲で、家計簿に反映させる。「こども小遣い口座」を設定する。実際に銀行口座を作って其処を経由するのでもいい。面倒だが、家計の実態をより正確に把握できる。

親として子供に必要以上に干渉するのは避けたいところだ。

こども口座は仮想的に作っておいて、小遣いはここに入れる。家計費で負担するものを立て替えたりした場合は、必ず清算し入金出金を記述する。月末には残高は全額小遣いとして出費させる。実際には使い切ることは無い。そのため小遣い口座の残高がマイナスになることも発生する。お小遣いの支給日を月初(一日)にすると記帳と同期が取れてよさそうだ。



もう少し:

「子供の銀行口座」:
  1. これは本当の口座。正しく数字が把握できる。
  2. お小遣いを入金して、子供が引き出していく。子供も電子マネーかVISAキャッシュくらいは使えるようにしておいてもいい。現金払いは一番損をする決済方法だから。

「子供の財布」:
  1. これは仮想口座。正しく把握できない。
  2. 銀行から引き出すこともあるが、子供には結構現金で用を頼むことが多い。使い方は自由奔放。まあ、それでいいんだけど。小遣い帳を付ける癖を付けて欲しいが無理強いはしないこと。
  3. 小遣い(不明金=家計組み入れレシートなし)を積み上げても意味は無いから、月末に調整処理を行う。単純に残高ゼロにする。月初の消費でマイナス残高になって気分が悪いが止む無し。
  • 「子供サイフ」の収支:
  1. (+)銀行ATM引出。家計立替出費分の充当。お駄賃(追加の小遣い) 。
  2. (-)銀行ATM預入。家計立替出費(基本的にレシートあり)。純粋なお小遣い(把握不可)。
  3. 月末には、子供サイフ残高をゼロにする。キャッシュにしたものはすべて使い切ったと見做す。子供がへそくり・箪笥預金をしていても干渉しない。当然だ。


お小遣いは子供に限る必要はない。旦那様・奥様・孫でもシルバー世代でも。基本的には家計を一にする人のお金の動きは一定の範囲で把握しておくことです。本当の小遣いの中身に干渉するのは絶対にダメです。

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